横浜流星、“表情”と“声”で魅せた新たなる一面 『きみの瞳が問いかけている』新場面カット公開
関連 :
女優の吉高由里子と俳優の横浜流星がダブル主演を務め、三木孝浩監督がメガホンをとる純愛映画『きみの瞳( め)が問いかけている』より、横浜演じる塁の新たな場面写真が解禁。併せて、横浜の魅力について語る三木監督のコメント、声にこだわったという役作りを明かす横浜のコメントが到着した。
【写真】柔らかな笑顔を見せる横浜流星 『きみの瞳が問いかけている』場面カット
本作は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『僕等がいた』など邦画界をけん引する恋愛映画の旗手・三木監督の最新作。運命に拒まれ、すれ違うが故に思いを募らせていく切ないラブストーリーを描き出す。
不慮の事故で視力と家族を失った明香里(吉高)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)。小さな偶然から出会った2人は次第に引かれ合い、暗闇だった人生に再び光が差し始める。しかし幸せな日々もつかの間、逃れられない宿命が彼らを容赦なくのみこんでいく―。
今回解禁された場面写真は2枚。1枚目は、吉高演じる明香里に出会う前、暗闇の人生を歩んでいる時期の塁を切り取ったもの。どこか遠くを見つめ、切なさが宿る表情が印象的だ。2枚目は、明香里と出会った後の塁で、1枚目とは対照的な、光が差し込んだような柔らかな笑顔の表情を浮かべた姿を捉えている。
横浜の魅力について、三木監督は「横浜君の魅力のひとつに、表情の豊かさがあります。内に秘めたものがあるキャラクターを演じられる彼だからこそ、あのラストにたどり着けたと思っています。自分の内側の感情を揺らして芝居をするのが、彼の大きな魅力の一つですね」とコメント。表情の豊かさがキャスティングの決め手のひとつだったと明かした。
横浜が演じる塁は、挫折や絶望に幾度も呑まれながらも、吉高演じる明香里の愛によって救われていく役柄。横浜の、内に秘めた思いを言葉ではなく表情で語る演技によって、物語の切なく純粋なラストシーンがより大きな感動を呼ぶものとなっている。
また、塁を演じるうえで声にもこだわったという横浜は「目の見えない明香里に、声でおじさんだと勘違いされるので、少し低く、でもわざとらしくならないように、いいさじ加減を狙いました。自分の普段の声とは違うので、最初は違和感があったのですが、塁として生きていくうちに慣れていきました。話し方はぶっきらぼうでも、優しさが滲み出るというのが大事だと思っていましたので、温かみがあるような声の出し方というのは意識していたかもしれないです」と撮影を振り返った。
三木監督が称賛する横浜の豊かな表情、横浜自身がこだわった声、そして三木監督ならではの映像美が加わり、横浜の魅力を存分に開花させた本作。キックボクサーとして鍛え抜いた身体を駆使したアクションシーンはもちろん、横浜の“役者“としての演技力にも期待が高まる。
映画『きみの瞳が問いかけている』は、10月15日に全国の劇場にて先行上映。10月23日より全国公開。