今夜スタート『探偵・由利麟太郎』 吉川晃司&志尊淳、殺人予告メールが届き“ある場所”へ向かう
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ミュージシャン・俳優の吉川晃司が地上波連続ドラマ初主演を務める『探偵・由利麟太郎』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)第1話が、今夜16日スタート。ゲストに女優の新川優愛を迎えて送る第1話では、由利麟太郎(吉川)のもとに殺人を予告する“挑戦状”が届き、助手の三津木俊助(志尊淳)とともに指定された場所へと向かう。
【写真】新川優愛も登場『探偵・由利麟太郎』第1話フォトギャラリー
本作は、京都を舞台に、元警視庁捜査一課長という経歴を持つ冷静沈着な白髪の紳士・由利麟太郎(吉川)が、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助(志尊)とともに数々の奇怪な難事件に挑むホラーミステリー。横溝正史が世に送り出した戦後初の本格長編小説『蝶々殺人事件』を含む「由利麟太郎」シリーズを初めて連続ドラマ化し、全5話で放送する。
由利(吉川)は、元捜査一課長の経歴を持つ名探偵。頭脳明晰(めいせき)で「警視庁にその人あり」と言われるほど優秀な人物だったが、ある事件をきっかけに退職。現在では、学生時代を過ごした京都に住まいを移し、骨董(こっとう)品屋を営む波田聡美(どんぐり)が家主となる部屋を拠点にしている。また、由利を「先生」と呼んで慕うミステリー作家志望の三津木(志尊)を助手に従え、犯罪心理学者として活躍している一方で、警察からの依頼を受け、事件の捜査を手伝っている。
そんな由利のもとに、ある日“花髑髏”と名乗る人物から殺人予告のメールが届く。「挑戦状だ!」と息巻く俊助とともに、早速、指定された場所へ向かった由利は、そこで血が滴る冷凍庫を発見。中には、遺伝子研究者として知られる日下瑛造(中村育二)の養女・日下瑠璃子(新川)が全身を縛られ、血を流した状態で閉じ込められていた。
瑠璃子にまだ息があることを確認した由利は、救急車を呼び、冷凍庫の持ち主である日下の屋敷へと急ぐ。そして、由利の旧友でもある京都府警の等々力警部(田辺誠一)と合流し、俊助が人影を見たという2階へ駆け上がると、瑛造の息子・瑛一(長田成哉)の部屋と思われる一室で、致死量に達するほどの大量の血が付着したダウンコートを発見。さらに研究室では、日下が胸に短刀を突き立てられ、無残な姿で見つかる。由利は、遺体の傍らに不気味に置かれた、血で真っ赤に染まった頭蓋骨が気になり―。
ドラマ『探偵・由利麟太郎』は第1話は、カンテレ・フジテレビ系にて今夜6月16日21時放送(初回15分拡大)。