新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、4月15日より開催予定の「100日後に死ぬワニ展」の延期が決定した。原作者・きくちゆうきのライブペインティングも中止となったが、代わりに描き下ろし作品の制作と、制作風景を映した特別動画の配信が発表された。

　株式会社アカツキライブエンターテインメントは、横浜駅直通の複合型エンターテイメントビル・アソビル3階「MONOTORY」にて4月15日より開催予定だった「100日後に死ぬワニ展」の延期を発表。本展で4月18日に予定されていたきくちゆうきのライブペインティングも中止が決定した。

　同社は「ライブペインティングイベントが中止になった代わりに、きくちゆうき先生から、MONOTORY限定書き下ろし作品の制作が決定いたしました。さらに、自宅にいながら作品が生み出される制作の裏側を楽しんでいただけるよう、その制作風景を動画配信いたします」とコメント。

　なお、延期後のイベントでは『100日後に死ぬワニ』とMONOTORYのコラボTシャツの受注販売や、25種類のイラストから好きなものを選んでオリジナルトートバッグやマグカップ作りが体験できるコラボワークショップが予定されている（材料が売り切れた際は開催なし）。

　延期となった「100日後に死ぬワニ展」はアソビル3階「MONOTORY」にて6月下旬に開催予定（今後の状況を踏まえ判断）。制作風景の動画は、4月18日14時にアソビルのYouTube、ツイッター、インスタグラム公式ページで配信される。

　4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』は、漫画家・イラストレーターのきくちが2019年12月19日から2020年3月20日まで毎日19時にツイッターとインスタグラムで連載した4コマ漫画。100日後に死を迎えることが決まっている設定がSNSで話題を呼び、合計1700万を超える「いいね！」を集めた。

　0日目や後日譚、発表済みエピソードの隙間を埋めるカットなど28ページの描き下ろしを収録した単行本が現在発売中。価格は1000円（税別）。