今夜スタート『浦安鉄筋家族』 佐藤二朗主演、“地上波ギリギリ”でドラマ化
シリーズ累計4400万部超えの大人気ギャグ漫画原作を俳優の佐藤二朗主演で初実写化したドラマ『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)が今夜10日スタートする。
【写真】ハチャメチャコメディー! 『浦安鉄筋家族』が地上波テレビの限界に挑む
ドラマ『浦安鉄筋家族』は、漫画家・浜岡賢次が雑誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の同名漫画を実写化。パワフルで極端な家族が巻き起こすホームコメディーだ。佐藤のほかには、水野美紀、岸井ゆきの、本多力、染谷将太、松井玲奈、滝藤賢一らが出演。脚本をヨーロッパ企画の上田誠が、監督を『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の瑠東東一郎が手掛ける。
藤田絵里花プロデューサーは本作に関して、「原作は、人間が投げられたり、食べられたり、凍ったり、漂流したり…とにかくハチャメチャです。地上波のコンプライアンスが厳しくなってきた昨今、一番実写化に向いていない作品なのではないかとも思います(笑)。がしかし、その中に垣間見える<浦安>に住む人々の生活感やご近所関係がどこか愛らしい作品でもあります。『テレビ東京にしかできない』いえ、浦安市出身で原作をこよなく愛する『私にしかできない』ドラマ作りにチャレンジしたいと思います」とコメントしている。
■第1話「大鉄ノースモーキン」
限りなく東京に近い千葉・浦安。“夢の国”から少しはずれたところに、どんなささいな出来事でも大波乱になってしまう大沢木一家が住んでいた。
タバコ大好きなタクシー運転手・大鉄(佐藤)はある日、妻・順子(水野)による家族裁判で「禁煙刑」を言い渡されてしまう。彼氏・花丸木(染谷)とのデート代が欲しい長女・桜(岸井)をはじめとして、家族総出で父の禁煙作戦に協力しようとするが、それがまさかの監禁、チェイスととんでもない大波乱の展開に。果たして、大鉄の禁煙作戦は成功するのか!?
『浦安鉄筋家族』はテレビ東京系にて毎週金曜24時12分より放送。