玉木宏、40代初主演ドラマで高橋一生と双子役 復讐劇『竜の道』4月スタート
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俳優の玉木宏が主演を務め、俳優の高橋一生と双子役で初共演するドラマ『竜の道 二つの顔の復讐(ふくしゅう)者』が、カンテレ・フジテレビ系にて4月14日より毎週火曜21時に放送されることが決定した。
【写真】ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』で初共演する玉木宏&高橋一生
本作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描くサスペンスドラマ。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が、竜一の双子の弟で国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋が、それぞれ演じる。
原作は、2015年死去した作家・白川道による未完の同名小説。ドラマ版ではオリジナルの展開と共に、波乱に満ちた竜一と竜二による復讐劇を結末まで描いていく。
竜一と竜二は、生まれてまもなく実の親に捨てられ、小さな運送会社を営む吉江夫妻に養子として引き取られた双子の兄弟。その後、夫妻の間に生まれた妹の美佐を加え、5人家族として仲良く暮らしていた。しかし、2人が15歳のとき、事業拡大を進める霧島源平率いる運送会社の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた両親は自殺してしまう。卑劣で冷酷な手法で霧島に追い詰められる両親の姿を見ていた2人は、霧島への復讐を誓い合う。
主演の玉木は脚本を読んだ印象を「非常にダーティーでチャレンジングな作品だなと思いました。それをテレビドラマでできる喜びと期待感があります。登場人物も単純に悪い人たちではなく、根底にある強い思いに突き動かされているというところにすごく魅力を感じています」と話す。
1月に40歳になった玉木にとっては、本作が40代初主演作。玉木は「今まで積み上げてきたものがまた違う形になって表れるのが40代だと思いますし、このタイミングでこの作品に出会えたことは幸先が良いなと思っています」としている。
共演の高橋は「過去が深く関わってくる物語で、現在とのつながりに重点を置いたお芝居になるのがとても楽しみです。復讐をしていこうとすると、ネガティブなものがどんどん生まれてくるのは、ある種の理(ことわり)だと思いますが、それを引きずりながら目的に向かって突き進む二人の姿が魅力的にうつりました。まずは『恨みでしか成就できない何か』を信じてしまっている竜一と竜二の気持ちをしっかりと理解していかなくてはいけないと思っています」と語っている。
併せて、2人のインタビューやポスター、ティザービジュアル撮影のメイキングを収めた特報も解禁された。
ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』はカンテレ・フジテレビ系にて4月14日より毎週火曜21時放送。