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蒼井優×黒沢清8Kドラマ『スパイの妻』、高橋一生の出演決定

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ドラマ『スパイの妻』代表カット
ドラマ『スパイの妻』代表カット(C)NHK

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 女優の蒼井優が主演を務め、映画『CURE』『散歩する侵略者』など、独自の作風から国内外で高い評価を得ている黒沢清が監督を務めるドラマ『スパイの妻』(NHK・BS8K/6月放送予定)に、俳優の高橋一生が出演することが決定した。

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 本作は、黒沢監督初となる8K・スーパーハイビジョンで撮影される究極のラブ・サスペンス。1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描く。主演の蒼井、監督の黒沢のほか、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に『寝ても覚めても』が正式出品された映画監督の濱口竜介が、野原位、黒沢とともに脚本を担当する。

 1940年、神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商の男は、妻・聡子(蒼井)を残し満洲へ赴く。男はそこで偶然目にしてしまった世にも恐ろしいできごとを、世界に知らしめなければならないと心に決め、行動に移そうとする。
 
 その頃、聡子は幼なじみである憲兵・津森泰治に呼び出され、優作が満州から連れ帰ったという女の死を告げられる。嫉妬に駆られた聡子は優作を問い詰めるも、やがてその意志を知り、彼の身の安全と2人の幸せのために驚くべき行動に出る。幸福で平穏な日常が戦争という時代の波に翻弄される中、果たして、聡子と優作がたどり着く運命とは―?

 高橋が演じるのは、蒼井演じる主人公・福原聡子の夫で貿易商・福原物産社長の福原優作役。高橋は「クラシックな物語性と新しい試み。リズムに還元されてしまいそうな劇的な台詞の数々。初めての黒沢組は終わって欲しくない程充実した時間の中でお芝居をさせていただきました。この作品の完成が心から楽しみです」とコメントした。

 また、本作の音楽を、「ペトロールズ」のフロントマンであり、椎名林檎を中心に結成された「東京事変」では浮雲の名で活動するギタリストの長岡亮介が担当することも併せて発表された。

 ドラマ『スパイの妻』はNHK・BS8Kにて6月放送予定。

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