蒼井優、2019年は「正直に生きた一年」 高橋一生は「恋人いない」とぼやき
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女優の蒼井優が18日、都内で開催された映画『ロマンスドール』の完成披露試写会に登壇。19年ぶりに共演した主演・高橋一生とのエピソードなどを語った。
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本作は、タナダユキの同名小説を原作とするラブストーリー。ラブドール職人の北村哲雄(高橋)が、一目惚れして結婚した園子(蒼井)との愛に迷う10年を描く。
本イベントには高橋や蒼井のほか、三浦透子、きたろう、タナダユキ監督が出席した。
高橋と蒼井は、映画『リリイ・シュシュのすべて』(2001)以来19年ぶりの共演にして、初の夫婦役。高橋は「蒼井さんとはずっとご一緒したいと思っていた。まさか夫婦になっていく関係性でご一緒できるとは思わず。最初にご一緒したのは『リリイ・シュシュのすべて』(2001)。その頃、蒼井さんは14歳。僕は20歳を過ぎていた。現場で“遊ぶ”と言っても、遊び方が違う」と述懐。それを聞いて蒼井は「私はカエルを捕まえていた。リリイとシュシュという2匹捕まえました」とニッコリ。
蒼井は高橋に関して「初めての現場で、何も知らない状態を一生さんは見ていらっしゃる。私の中では、その『リリイ・シュシュのすべて』という作品でご一緒した方は、地元の知り合いみたいな感覚になってしまっていて…。なので、普段『一生君』と呼ばせて頂いているんですけど、途中で『(年齢などが)すごい先輩だった』とハッと気づいて。でも今さら『高橋さん』と呼んでも…(笑)。14歳の時の無礼さを未だに持ちつつ、恐る恐る『一生君』と呼ばせてもらっています」と告白。高橋が「ぜんぜん嬉しかったですよ。(当時は)地元の覇気のないお兄ちゃんみたいな感じでいたので、僕は」とほほ笑みかけた。
会場では「妻を愛して“嘘”をついた。夫を愛して“秘密”を持った。」という本作のキャッチコピーにちなんで、今年ついたウソや秘密をそれぞれ明かすことに。回答を求められた蒼井は「すごく考えたんですけど…ないかもしれない。今年…割と正直に生きた一年だった気がしてます。息をするようにウソをついてきたのかもしれないけど、自覚としては本当に(ウソは)ない。(秘密事も)大体喋っちゃう」とコメント。一方の高橋は、きたろうから「恋人がいるんだろ?」とツッコまれて「本当にいないです。本当に困りますよ。いつできるんですかね。分からない」とぼやき。それを聞いてきたろうは「急に(恋に)落ちるよ。この映画みたいに」とニヤリとし、会場の笑いを誘っていた。
映画『ロマンスドール』は2020年1月24日より全国公開。