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佐久間由衣、初主演映画の完成披露で目をうるませて感激! 「撮影は終始大変でした」

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映画『“隠れビッチ”やってました。』完成披露舞台挨拶に登場した佐久間由衣
映画『“隠れビッチ”やってました。』完成披露舞台挨拶に登場した佐久間由衣 クランクイン!

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 女優の佐久間由衣が4日、第32回東京国際映画祭にて行われた映画『“隠れビッチ”やってました。』完成披露舞台挨拶に出席。佐久間にとって本作は映画初主演となるが、「できないことがあるなか、いろいろな人に支えられて撮影した映画です」と語ると感極まり目に涙を浮かべるシーンも見られた。

【写真】佐久間由衣が感極まり涙『“隠れビッチ”やってました。』完成披露舞台挨拶フォトギャラリー

 本作は、イラストレーターで漫画家のあらいぴろよの実体験をもとに描いたコミックエッセイを、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの三木康一郎監督が実写映画化。一見すると清楚だが、その実は男心を弄ぶビッチである主人公・ひろみ(佐久間)が、自分に向き合い、自分の弱さや自信のなさを受け入れて一歩を踏み出そうとする姿を描く。舞台挨拶には、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、三木康一郎監督も登壇した。

 センセーショナルなタイトルから、オファーを受けたとき「私、お嫁にいけなくなるかも」と思ったという佐久間。しかし台本を読み「承認欲求と向き合うお話だったので、是非挑戦させていただきたいと思いました」と笑顔を見せる。

 佐久間演じるひろみは感情の起伏が激しい女性。佐久間は「撮影は終始大変でした」と三木監督をチラ見すると「監督から厳しい指導がありました。テンションを高く持ち、何とか乗り切りました」と語る。三木監督は「そんなに厳しくないです。優しめですよ」ととぼけると「キャラクターについては好きにやってくださいと言いました」と発言。

 佐久間は苦笑いを浮かべると「最初はそうでしたが、実際現場に入ると『違う、違う、違う、違う』と……。何回もシーンをやらせていただいたのを覚えています」と撮影を振り返る。すると三木監督は「正解を一つずつ出していったということですね」と演出理由を述べていた。

 初主演映画がようやくお披露目されたことに感極まったか、最後の挨拶では佐久間の目に涙が浮かぶ。必死に涙をこらえながら佐久間は「原作者のあらいさんの実体験に基づいて描かれた作品の映画化です。少しでも皆さんの心に響いていただけたら嬉しいです」と客席に作品をアピールしていた。

 映画『“隠れビッチ”やってました。』は12月6日より全国公開。

映画『“隠れビッチ”やってました。』予告編

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