南出凌嘉、映画『糸』で菅田将暉の少年時代に抜擢
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俳優の菅田将暉と女優の小松菜奈がダブル出演を務める映画『糸』に、子役俳優の南出凌嘉が出演することが明らかになった。主人公・高橋漣(菅田)の少年期を演じる。
【写真】映画『糸』に出演する南出凌嘉
本作は、中島みゆきの名曲「糸」をモチーフに、平成元年生まれの男女が出会い、別れ、そして再び巡り会うまでの18年間を“生活者の視点から見た平成史の変遷”とともに描き出す愛の物語。菅田は北海道で生まれ育ち、チーズ工場で働く青年・高橋漣、小松はそんな漣と運命的に出会いつつも中学生の時に離れ離れとなってしまう少女・園田葵を、それぞれ演じる。北海道をはじめ、東京、沖縄、シンガポールが舞台となる。監督は、『64‐ロクヨン‐ 前編/後編』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など、人間ドラマの名手・瀬々敬久。
南出が演じるのは、13歳の頃の漣。出演にあたり南出は「13歳の漣くんはいろいろな経験をして人と出会い、さまざまな感情が溢れていたので、その隠したいけど隠せない感情表情をするのがとても難しかったですが、微妙な変化に気をつけて撮影に挑みました。現場についていくのに精一杯でしたが、とても楽しかったです。僕も中学生で漣くんの気持ちがわかる気がして、自然体で出来たのかなと思います」と、これまでの撮影を振り返った上、「冬の撮影がまだ残っているので、瀬々監督やスタッフさんたちと一緒に頑張ります!!」と意気込んでいる。
現在14歳の南出はこれまで、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(2012年)をはじめ、映画『ザ・ファブル』『キングダム』、ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』『昭和元禄落語心中』などで、イケメン俳優の幼少期を演じてきた。
映画『糸』は2020年4月24日より全国公開。