ブラッド・ピット、今後の活動に意気込み「プロデュースも俳優業もやっていきます」
俳優のブラッド・ピットが12日、東京・お台場の日本科学未来館で行われた映画『アド・アストラ』の来日記者会見に出席。自身初となる宇宙飛行士役を演じた撮影のエピソードや、今後の活動について語った。
【写真】椅子に座ってるだけでもかっこいいブラッド・ピット
会見にはブラッドの他に宇宙飛行士の毛利衛氏、山崎直子氏が出席した。
『アド・アストラ』はブラッドが主演・製作を務める本格スペース・アドベンチャー。本作でブラッドは自身初の宇宙飛行士役を演じている。主演と製作の両方を担当することに対しては「責任が増えるということ。すべてが物語を語る作業で、大好きなんです」と告白。さらに「昼間は俳優、朝と夜はプロデューサーというような分け方でやっています。撮影が終わったあとの音楽や編集、すべてに関わるので、まるでルービックキューブをやるような感覚です」と俳優業と製作業の使い分け方を明かした。
宇宙服を着たこともチャレンジングだったそうで「今回まるでピーターパンのようにワイヤーに吊るされたことがあったので、そこが結構きつかったです」と宇宙服の重さに苦労したことを告白。また「トレーニングの間は、くるくるさせられたり、どこまで吐かずに耐えられるかテストするために行きすぎるところまで一旦やった」と撮影を振り返った。
ブラッドは今回の来日では、東京だけでなく京都などの古い建築物にも触れたいとコメント。続けて「日本の文化が大好きで、日本製というと品質が高いということ、和食からジーンズまですべてクオリティが高いと感心しています」と日本文化を絶賛した。
今後の活動については「今まで通り、本当に心惹かれるものには参加していくつもりですし、プロデュースも俳優業もやっていきます」と意気込んだ。
『アド・アストラ』は、9月20日公開。