北乃きい&本郷奏多がW主演 『戦国ガールと剣道ボーイ』製作決定
関連 :
女優の北乃きいと俳優の本郷奏多がダブル主演を務める映画『戦国ガールと剣道ボーイ』が製作されることが決まった。2020年秋以降の公開を予定している。
【写真】映画『戦国ガールと剣道ボーイ』キャスト、スタッフフォトギャラリー
本作は、戦国時代最強の女剣士・結衣が現代の日本にタイムスリップしてきたことから巻き起こる騒動を描きつつ、武道としての「剣道」や、メイン舞台となる大分県の魅力も伝える。主演の北乃と本郷に加え、松原智恵子と秋野太作が作品のキーパーソン役で脇を固める。さらにSKE48の熊崎晴香とHKT48の田島芽瑠も重要な役柄で出演する。監督は浜本正機。制作総指揮を中村喜伸が務める。
結衣(北乃)が漂着したのは、令和の大分。そこで出会ったのは藤居酒造の青年社長・藤居正人(本郷)。結衣はひょんなことからこの酒蔵に身を寄せることになるが、慣れ親しんだ戦国の世と現代日本とのあまりのギャップに途方に暮れていた。
そんな時、廃部寸前である藤居酒造剣道部の剣道場を目にした結衣は、「剣術者」としての生気が次第によみがえり、剣道部を復活させるべく立ち上がる。実は社長の正人も全国大会で優勝した剣士だったが、蔵の経営に専念するため剣道を辞めてしまっていた。藤居酒造の「心」ともいえる剣道部は廃れ、社員との間には壁が生まれ孤立する正人。会社のために剣道を捨てた元剣士の正人と、剣道部と社員を守ろうとする結衣は衝突を繰り返す。
そんな中、ライバル会社で剣道全国大会2連覇中という実業団剣道の雄でもある宅磨酒造が、取引先をめぐって剣道での対決を正人に迫ってきた。何年も竹刀を握っていない正人の代わりに「剣術者」の結衣が対戦することになるが、付け焼き刃で覚えた「剣道」ルールでは歯が立たず、敗れてしまう。しかし、どんなピンチにも正々堂々と突き進む結衣に引かれる正人と、正人の優しさに引かれた結衣は互いに「運命」を感じ合う。宅磨酒造に全国実業団大会での再戦を約束した正人は、次第に個性あふれる藤居酒造剣道部と心を一つにして大会に挑んでいく。しかし結衣と正人の別れも近づいていた―。
映画『戦国ガールと剣道ボーイ』は2020年秋以降公開予定。