宇宙Six・原嘉孝、主演舞台の演出家と口撃合戦「ゴリラJr.じゃねーよ」
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宇宙Six/ジャニーズJr.の原嘉孝が2日、都内で舞台『THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~』の公開ゲネプロに登場。ゲネプロ後の囲み取材にも参加し、演出の小林顕作らと笑いいっぱいの口撃合戦を繰り広げた。
【写真】“ゴリラJr.”呼ばわりに不満を口にする原嘉孝
本作は、英国の頭脳派コメディ劇団“Mischief Theatre”(ミスチーフシアター)が手がけるサスペンス・コメディー。1958年夏の米国ミネソタ州を舞台に、スリ常習犯のサム・モノハン(原)らがミネアポリス都市銀行に保管された高級ダイヤモンドを狙う様を描く。
囲み取材には原と小林の他、乃木坂46の桜井玲香、元木聖也、田中要次が出席した。
原は今回、単独初主演。「話を頂いた時はプレッシャーを感じた。でも稽古場の雰囲気が良くて笑いが絶えない。緊張がほぐれた」と述懐。小林が「段々、保育園みたいな感じになった。こっちから呼ばないと集まらない状況になった。稽古時間始まっても、どこか行っちゃう」と笑うと、原は「顕作さんも、一緒にUNOとかトランプとか将棋とかやった」と反論した。
結婚詐欺師のカプリスに扮する桜井は、本コメディに臨むにあたって「私、ちょっとゲラなんです。すぐ笑っちゃうところがある」と悩みを吐露。それを聞いて原が「最後のほうのシーンで、シリアスなのに、(桜井が)僕の顔見ると笑っちゃうんですよ」とボヤくと、小林が「たしかに(原の)顔をまじまじと見たらプッと笑っちゃう」と追加射撃。
続けて原が「この現場の人たちは、僕がジャニーズだということを忘れがち」と苦言を呈すと、小林は「自分のことを『ジャニーズ、ジャニーズ』ってずっと言ってる。こんな人初めて」とさらに口撃。原は「(小林が)最近『ゴリラ』って言い始めた。ゴリラJr.じゃねーよ~」とボヤいた。
他方、桜井はグループ卒業を発表した後の初舞台。アイドルとしての知名度が高いものの、「そこに負けないように、(観客らが)そんなこと忘れられるくらいコメディエンヌとして頑張りたい」と気持ちをあらわに。小林は「かなりイケると思う。こんなかわいらしい人で、これだけ面白い人はあんまり出会わない。会った時、こんなに変身すると思わなかった」と称賛した。
小林はまた、「『僕だけ歌のシーンがない』とブイブイゴリゴリ言ってくるから、それが面白くて」と急遽、原のために英国版にはないサムの歌唱パートを用意。原は「題名が『オレに歌が無かったから』。そのまんま。サムじゃなくて、原の歌」とボヤきつつ、「ありがたい。本当においしい。将来、ミュージカルの大きな舞台に立ちたい。その第1歩を踏み出せたなと思う」と喜びを口にした。
舞台『THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~』は、東京・新国立劇場(中劇場)にて8月2~12日まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて16~17日まで上演。