『ブレードランナー ファイナル・カット』IMAXシアターの大画面で2週間限定上映
リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演の映画『ブレードランナー ファイナル・カット』が、舞台となる2019年を迎え、IMAXの大画面で9月6日から2週間限定公開されることが決定。ハリソン演じるデッカードがレプリカントを処刑する“ブレードランナー・ブラスター”を手にしたポスターと、約3分の予告編が公開された。
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『ブレードランナー』は、フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を映画化し、1982年公開されたSF作品。ハリソンは、レプリカントと呼ばれる人造人間を見つけ出して射殺する任務を負う専任捜査官「ブレードランナー」のデッカードを演じている。
また先日、レプリカントの反逆グループのリーダー、ロイ・バティーを演じたルトガー・ハウアーが、7月19日に母国オランダの自宅で病気のため75歳で死去したことが伝えられた。
“SF映画の金字塔”として、映画ファンはもちろん数多くのクリエイターたちに影響を及ぼし、1992年には、スコット監督編集による『ブレードランナー ディレクターズ・カット/最終版』が、2007年には『ブレードランナー ファイナル・カット』が公開され、スマッシュヒット。近未来SFとしてのビジュアルが先駆的かつ秀逸で、ストーリーにおいて哲学的要素が強いことなどが高く評価され、今日でもシークエンスについて熱く議論され続けている。
スコット監督によると、今回公開されるIMAX版は、監督自身が最も気に入っている『ファイナル・カット』をオリジナルのネガから復元し、最新鋭の4Kデジタル処理を施したもの。予告編では同監督の「『ブレードランナー』の中で一番好きなこの『ファイナル・カット』を是非楽しんでほしい」とのコメントに続き、名場面が映し出されている。
映画『ブレードランナー ファイナル・カット』は9月6日より各地のIMAXシアターにて2週間限定公開。