木村拓哉『教場』、警察学校の教え子に川口春奈&林遣都ら若手実力派集結
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木村拓哉が主演を務めるスペシャルドラマ『教場』より、木村演じる警察学校教官の教え子役として、工藤阿須加、川口春奈、林遣都、葵わかな、井之脇海、富田望生、味方良介、村井良大ら若手実力派の出演が決定した。
【写真】『教場』木村拓哉の教え子キャスト
本作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014)第2位を獲得し、2013年のミステリー界の話題を総ざらいした、長岡弘樹の警察小説『教場』シリーズが原作。シリーズ作品初の映像化で、脚本は『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一、演出を、木村とは『若者のすべて』(1994)、『眠れる森』(1998/主演)、『プライド』(2004/主演)などでタッグを組んできた中江功が手がける。
生徒役の中で物語の語り部となる宮坂定を演じるのは工藤、風間教場一の美貌を誇る自信過剰な女生徒・菱沼羽津希を川口、警官の息子でありながらさまざまな職を転々とし、警察学校が最後のチャンスだと思っているクラス一の落ちこぼれ平田和道を林、気が弱くて頼りなく、体力にも自信がない自分を変えるために警察官を目指す岸川沙織を葵が演じる。
さらに、人当たりは良いが物に対するこだわりが強く、拳銃マニアの南原哲久を井之脇、元女子レスリング選手という異色の経歴を持つ女生徒・枝元祐奈を富田、成績優秀で何事もそつなくこなすが、ポーカーフェイスで感情をあまり見せず、クラスでも浮いた存在の都築耀太を味方、そして、クラスのムードメーカーの石山広平を村井がそれぞれ担当。
真面目で優等生な生徒を演じる工藤は「定は警察学校で極限状態まで追い込まれ、葛藤し、成長していきます。自分の体力と精神を研ぎ澄まし、時には削りながら定と向き合っていきたいです」とコメント。
ショートカットで撮影に臨む川口は「この撮影の為に身体を酷使したトレーニングや実際の訓練などをやりました。その成果がどうか伝わるように最後まで背筋を伸ばして緊張感を持って頑張りたいです」と意気込みを語る。
落ちこぼれ役となる林は「平田は物事を深く掘り下げて捉える事が出来ず、周りの気持ちや人に対する感情も著しく欠けています。自分の意志や人格が形成されないまま歳を重ね、親の敷かれたレールをそのまま歩んで学校に入るという役ではありますが、必死に取り組んでいる平田を通じて警察官の厳しさが伝わればいいなと思っています」と語った。
フジテレビ開局60周年特別企画『教場』は、フジテレビ系にて2020年新春に二夜連続放送。