『なつぞら』10週、東洋動画で働き始めたなつ 天陽の近況を耳に…
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NHK連続テレビ小説『なつぞら』第10週「なつよ、絵に命を与えよ」では、ついに念願の東洋動画に入社したなつ(広瀬すず)は、仕上課でセル画に色を塗る仕事を与えられる。
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先輩の桃代(伊原六花)から手ほどきを受け作業を覚えていくが、いざセル画に向かうと緊張のあまりに手が震えてしまう。
そんなある日、なつは仲(井浦新)から誘われ、憧れの作画課の部屋を訪れる。下山(川島明)たちとの再会を喜ぶ中、後輩を厳しく指導する女性アニメーターの麻子(貫地谷しほり)を目にし、なつは衝撃を受ける。
数日後、なつのもとを背景担当の陽平(犬飼貴丈)が訪ねてきて、十勝にいる弟・天陽(吉沢亮)の近況について語り始めた。
先週放送の第9週「なつよ、夢をあきらめるな」では、憧れの東洋動画の入社試験に臨んだなつ。面接では手応えはなく、結果不合格となった。雪次郎(山田裕貴)から、なつの様子を知らされた兄・咲太郎(岡田将生)は東洋動画のアニメーター・仲に直接、不合格の理由を聞きに行く。すると仲は、試験に落ちたのは咲太郎のせいだと語るのだった。結果発表以来落ち込んでいたなつだったが、仲らから自分の絵の素質はある程度評価されていた事実を聞かされ、9月に行われる東洋動画の別募集に挑戦することを決める。
数日が経ち、咲太郎が警察に捕まったと信哉(工藤阿須加)が知らせにやって来る。歌舞伎町でサンドイッチマンをやっていたところ、事情聴取されたというのだ。現地に向かったなつは、咲太郎に、「お兄ちゃんのやりたいことがわからない」と責める。だが、マダム(比嘉愛未)から咲太郎の思いを聞かされ、また亜矢美(山口智子)から手渡された咲太郎が描いた絵が、大事にしてきた父親の絵とそっくりだったことから、咲太郎の思いを理解していく。
翌日、咲太郎に謝りに行ったなつは、「お兄ちゃんはそこにいるだけで私の力だよ」と感謝を伝える。そして、秋になり、なつは再び東洋動画の試験を受け見事合格。亜矢美の店で新生活を始める、という内容だった。
連続テレビ小説『なつぞら』はNHK総合テレビにて月曜~土曜8時放送。