白石聖、ヒロイン起用は「笑顔」 原作者の桂正和がドラマを太鼓判
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伝説的な人気を博した桂正和原作のマンガを実写化したドラマ『I”s(アイズ)』の制作会見が13日、都内で行われ、主人公・瀬戸一貴役の岡山天音、葦月伊織役の白石聖、秋葉いつき役の柴田杏花、磯崎泉役の萩原みのり、麻生藍子役の加藤小夏、寺谷靖雅役の伊島空、ナミ役の春花、森崎祐加役の須藤叶希、豊島圭介監督、安里麻里監督、そして原作者の桂正和が登壇した。
【写真】連続ドラマ『I”s』制作発表会・試写会
1997年から2000年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載された『I”s』は、一貴とヒロインの伊織を軸に甘くて切ないラブストーリーを描く。過去にアニメ化はされたが、今回は初の実写化となり、大きな注目を集めている。
ヒロインの伊織は“圧倒的な美少女”として描かれている。白石は、その役を700人が参加したオーディションで勝ち取った。審査員を担当していた桂に起用理由を聞くと「笑顔ですね。ヒロイン感がすごくあったんですよ。そこかな?」と告白。横で聞いていた白石は「恥ずかしい」と赤面しながらも「本当にうれしい。ありがたい限りで、恐れ多い」と感謝した。
代表作の実写化となるが「僕は(制作側に)原作にこだわらないでいいよと話した」と桂。「ドラマとマンガは媒体も違って表現方法も異なる。面白いドラマになればいいと思って、どしどし変えてもらっていい」と伝えたという。完成した作品は「素晴らしかった。マンガは、脳内にある映像を切り取って原稿に描いている。ドラマを観て、自分のイメージに近いと思った」と太鼓判を押した。
主人公の一貴を演じた岡山は「こんなに1つの作品に同じ役で長く関わるのは初めて」といい、「戸惑ったり、壁にぶち当たったりした。撮影チームの皆さんに支えられて最後まで走り抜けた」と撮影を振り返った。白石は「高校時代の演劇部から芸能界に入っていく、伊織の成長を描いている。大人の世界に入って毎日知らないことだらけで、揉まれていく部分はリアルにリンクした。すごく楽しかった」と充実の表情だった。
ドラマ『I”s』はBSスカパー!にて12月21日より毎週金曜21時放送。