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84歳の藤子不二雄(A)、“老活中”を明かす「老いてもますます元気に」

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(左から)宮沢りえ&藤子不二雄(A)、「藤子不二雄(A)展‐(A)の変コレクション‐」オープニングセレモニーに出席
(左から)宮沢りえ&藤子不二雄(A)、「藤子不二雄(A)展‐(A)の変コレクション‐」オープニングセレモニーに出席 クランクイン!

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 マンガ家の藤子不二雄(A)と女優の宮沢りえが、18日に開催された六本木ヒルズ森タワーにて開催された「藤子不二雄(A)展‐(A)の変コレクション‐」のオープニングセレモニーに出席。

【写真】「ドーン!」喪黒福造も登場「藤子不二雄(A)展‐(A)の変コレクション‐」オープニングセレモニー&内覧会の様子

 藤子が発表してきた多彩で奇妙なマンガの世界観を、ユーモアあふれる展示で紹介する同展。「笑ゥせぇるすまん」に登場する「B(A)R魔の巣」や、「魔太郎がくる!!」でおなじみの奇妙なお店「怪奇や」、さらに上京して間もない頃の部屋を完全再現。ほかにも生原稿、アニメ化作品のセル画の展示、短編約50作品がそろうコーナーも。会場はすべて撮影可能となっており、フォトスポットとしても話題を集めそうだ。

 内容に関してはすべてスタッフに任せていたという藤子は「見てびっくりした。僕のマンガが進化して展示されていた。感激した!」とご満悦。藤子と親交の深い宮沢も「今の人たちにも感じるものがいっぱいある。展覧会をきっかけにアビちゃん(藤子のあだ名)のマンガがいっぱい人に読まれたらうれしい。いいものは時代を越えても劣化しない。とてもキラキラしていた」と感想を述べ、アピールした。

 トキワ荘の住人としても知られ、数々の名作を世に送り出してきた藤子。新キャラクターの構想について聞かれると「ある」と明かすも、「4年前に病気をして連載もみんなやめたんです。4年間描かないとめんどくさくなってきて。マンガはものすごく体力がいる。それがもうなくなった」と苦笑しながら述べた。

 また「終活」ならぬ「老活」中であるといい、「老いてもますます元気に生きるというフレーズを自分に課している。マンガを描くには好奇心がいる。いくら美しい景色を描いても、人間が出てこないとマンガにならない。人間に対する好奇心がマンガを描かせるんです。これからはマンガを描かないかもしれないけど、人に対する好奇心を保つために色んなことをしている」と告白。最後にマンガ家を目指す若者への助言を求められると「表現するジャンルは色々あるので描きたいものを描けばいい。個性を活かすことが大事だと思います」と語った。

 「藤子不二雄(A)展‐(A)の変コレクション‐」は10月19日から2019年1月6日まで、六本木ヒルズ森タワー52階東京シティービューにて開催。

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