舘ひろし『アルキメデスの大戦』に丸刈り頭で参戦 浜辺美波らの出演も発表
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俳優の舘ひろしが、山崎貴がメガホンを取り菅田将暉が主演を務める映画『アルキメデスの大戦』にて、山本五十六役を務めることが明らかになった。また、浜辺美波や田中泯らの出演も発表された。
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三田紀房の同名コミックを基にする本作は、日米開戦前夜の日本を舞台に、“世界最大級の戦艦”と呼ばれた「大和」の建造計画と、それを阻止すべく山本五十六に引き入れられた天才数学者・櫂直(菅田)の活躍を描く。日本で最も有名な軍人・山本五十六を演じるために、長い俳優人生で初めて頭を丸めた舘は「第二次世界大戦前の少し若い時代を演じるということで、いろいろな文献を読み直し、数々の名優が演じられてきたものと、またちょっと違う山本五十六を意識して演じました」とコメント。
また「撮影で特に印象に残っているのは、映画のクライマックス、海軍のトップ陣が戦艦大和をかけてぶつかり合う大会議のシーン。菅田将暉くんは、数学的な長いセリフを機関銃のような勢いで話し、かつ、黒板に数式を書きながらそれをやってのけ、圧巻でした! 撮影のカットがかかった瞬間、思わず拍手してしまった程です」とも話している。
一方、櫂直に想いを寄せる造船会社の社長令嬢・尾崎鏡子役を務める浜辺は「女性キャストは私一人だけという場面も多かったのですが、凄く温かい現場で、すぐに馴染むことができました」と撮影を回想。「私の演じた尾崎鏡子は、財閥のお嬢様なので、育ちの良さが出るように意識し、年齢相応の可愛らしさも表現できたらと思いながら役に向き合いました」とも振り返っている。
舘と浜辺のほかにも「戦艦大和」の建造案を作った張本人で櫂直や山本五十六と対立する造船中将・平山忠道役を田中泯、櫂と共に「戦艦大和」建造計画阻止に奔走する海軍少尉・田中正二郎を柄本佑が演じる。さらに、日本帝国海軍大臣で軍事会議において決定権をもつ大角岑生役を小林克也、「戦艦長門」の艦長・宇野積蔵役を小日向文世、日本帝国海軍中将で山本五十六の上官であり「超大型戦艦建造計画」の反対派・永野修身役を國村隼、日本帝国海軍少将で「超大型戦艦建造計画」を強く推し進め山本五十六陣営と対立する嶋田繁太郎役を橋爪功が務める。
映画『アルキメデスの大戦』は、2019年夏公開。