東京五輪&パラマスコット、名前は「ミライトワ」と「ソメイティ」
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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会マスコットのデビューイベントが22日、都内にて開催され、オリンピックマスコットの「ミライトワ」と、パラリンピックマスコットの「ソメイティ」という名前が発表され、等身大のマスコットが登場した。
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2月に全国の小学生による投票で選出された同マスコット。ミライトワという名前は、“未来”と“永遠(とわ)”という2つの言葉から「素晴らしい未来を永遠に」という願いがこめられ、ソメイティは桜を代表する“ソメイヨシノ”と、非常に力強いという意味の“so mighty”から生まれたという。
同イベントには、小池百合子東京都知事、東京2020組織委員会会長の森喜朗氏、競泳の瀬戸大也選手、パラカヌーの瀬立モニカ選手が登場。そして、千代田区立千代田小学校の児童が参加した。
瀬戸選手は「初めて生で見て、これからオリンピック会場のいろんな所に出てくれると思うとドキドキします」と明かし、瀬立選手は「顔の部分がどういう風になっているのか気になっていたけど、立体感が溢れていて、いよいよ現実の世界に飛び出してきたんだと思ってうれしい」と笑顔を見せた。
また、森氏は「アスリートだけではなく、オリンピックは皆さんのもので、全国500万人の子供たちが(マスコットを)選んでくれました。成功させるために頑張りたい」と力強く意気込んだ。小池都知事は「大会までのカウントダウンがどんどん進んでいきます。名前が決まって、これから皆さんと共にオールジャパンで盛り上げて行きましょう!」と宣言。それを受けて、瀬戸選手は「金メダルを目指したい」、瀬立選手は「力をもらった。マスコットをもらえるように、メダル獲得を目指したい」と誓っていた。
小池都知事はイベント後の囲み取材に出席し、「日本、東京を代表するような名前に決まって、これからますます機運を高めていく、その準備が整いました」とコメント。「子供たちにかわいがってもらえるマスコットになってほしいし、世界中にこれが東京大会のマスコットだと伝えられるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
当日は、デビューイベントの会場となった東京ミッドタウン日比谷に同日オープンした「東京 2020 マスコットハウス」のオープニングセレモニーや、マスコットが隅田川から東京湾をめぐる水上パレードも実施され、2年後に開催が迫った東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げた。