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“国家”VS“報道”『ペンタゴン・ペーパーズ』政府の脅威が垣間見える本編映像到着

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『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』政府の脅威が垣間見える本編映像到着
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』政府の脅威が垣間見える本編映像到着(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co.,LLC.

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 メリル・ストリープとトム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ監督作品でついに初競演を果たすとして話題を呼んでいる『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の本編映像が公開された。映像には、メリル演じるキャサリン・グラハムが権力を最大限利用する政府の脅威を感じとるシーンが映し出されている。

【写真】メリル・ストリープ&トム・ハンクス初共演『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』場面写真

 本作は、政権によって隠蔽されてきたベトナム戦争に関する事実が記された機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の報道をめぐる新聞社と政府の戦いを描いた作品。

 公開された映像は、ワシントン・ポストの経営者のキャサリン・グラハムが長年の友人であり、ペンタゴン・ペーパーズの作成を指揮した張本人でもある、当時のアメリカ合衆国国防長官ロバート・マクナマラの元へ、ペンタゴン・ペーパーズの掲載について助言を求めにいくシーン。

 キャサリンは、機密文書の作成に加担した友人に対し、凛とした態度で意見を求めるが、マクナマラは「ワシントンで10年働いたが、ニクソンは悪質だ。掲載すれば、汚い手を使って君を破滅させる。君が助かるチャンスはない!大統領の権限を最大限利用し、新聞社を叩き潰す方法を必ず見つける」と、国を敵に回すことの恐ろしさを容赦ない言葉で知らしめようとする。自身の守ってきた会社さえも簡単に潰すことのできる政府を相手に、キャサリンは“掲載”という判断を下すことができるのか?難しい選択を迫られている様子がうかがえる。

 キャサリンを演じたメリルは、「キャサリンは(この事件で)自らの立場を明確にした。当時は、すごく難しいことだったの。敵からも味方からも、疑問を投げつけられたばかりだったしね。そういう状況の中で立ち上がるのは、孤独で、とてもつらいことよ。でも、登場人物全員が、同じように立ち上がる。全員がリスクを冒して、決断を下そうとするの。観客は、その点に感銘を受けると思う。普通の人でも、その気になれば歴史を変えることができるんだと分かるはずよ」と本作の魅力を語っている。

 映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は3月30日(金)より全国公開。TOHOシネマズ 日比谷にて3月29日(木)特別先行上映。

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