窪田正孝、血みどろを繰り広げた兄弟とは「今は仲良し!」
関連 :
映画『犬猿』初日舞台挨拶が10日、都内で行われ、窪田正孝、新井浩文、江上敬子(ニッチェ)、筧美和子、吉田恵輔監督が登壇し、それぞれの兄弟姉妹の話に花を咲かせた。
【写真】『犬猿』初日舞台挨拶フォトギャラリー
本作は、映画『ヒメアノ~ル』や『麦子さんと』の吉田監督が、容姿や性格が全く違う兄弟姉妹の内に秘める感情を描いたオリジナルストーリー。新井と窪田が兄弟、江上と筧が姉妹を演じる。
凶暴な兄を演じた新井は「4歳下に妹がいるのですが、日曜日の朝には『シルバニアファミリー』や『ビックリマン』などを見た後、ファミコンとかしてよく遊んでいました。仲が良い兄妹だったと思いますよ」と劇中とは違う関係性だったことを強調すると「特に東京に出てきてからは、より仲良くなった。妹はドヤンキーだったんですけれどね」と発言し、会場を沸かせていた。
一方の窪田は、劇中では新井演じる兄に振り回される弟を演じたが「僕は兄が2人いたのですが、小学生ぐらいのときまでは血みどろでした」とシビアな兄弟関係だったことを明かすも「でも虫取りに行ったとき、僕の手にゲジゲジがついてしまったことがあったのですが、家に帰ってティッシュを持ってきてくれたことを思い出しました」と兄の優しさに触れたエピソードを披露。さらに「小さいころ、ケンカしていた方が、大人になってから仲良くなるんですよね」と現在は良い関係であることを明かした。
筧には姉と弟がいるそうだが「姉とは昔よくケンカをしましたが、今は一番の心の支えになってくれています」と語ると「この間ベッドで一緒に寝ました。最初はぎこちなく背をあわせて寝ていたのですが、最終的には抱きついていました」とほのぼのとしたトークを展開。そんな筧の姉役を務めた江上は「私には弟がいるのですが、そっくりなんです。帰ったら『ニッチェ 江上 弟』と検索してみてください。意味が分かるので」と客席に投げかけていた。