「インスタが経済活性化に繋がり嬉しい」 流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」
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『2017ユーキャン新語・流行語大賞』の発表・表彰式が1日、都内にて行われ、年間大賞に「インスタ映え」と「忖度」が選出された。「インスタ映え」で登場した“CanCam it girl”のモデル・中村麻美は「インスタグラムが経済の活性化に繋がっているというのは、インスタを愛用している者にとって嬉しい」と喜びを表した。
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34回目を迎える同賞は、「現代用語の基礎知識」編集部の調査をもとにノミネート30語を選出。その中から選考委員会が選定した10語がこの日発表され、さらにそこから年間大賞の2語が選ばれた。
「インスタ映え」の“CanCam it girl”のモデル・尾身綾子は今回の受賞で「CanCam編集部のインスタグラムの知名度アップに繋がりそうで嬉しい」と喜びのコメント。また中村は「インスタは自分自身を表現できる場。自分の好きなものを発信して共感してくださる方がいるのが、インスタをやっていてよかったことです」と嬉しそうに語った。
もう一方の年間大賞「忖度」で登壇したのは「忖度まんじゅう」を発売したヘソプロダクション代表取締役・稲本ミノル氏。稲本氏は「まじめに『忖度まんじゅう』を売り続けていたら神風が吹いた」と驚きを見せた。今日この会場に来るか悩んだというが「お客さんや工場の人、そしてまんじゅうの気持ちを推し量ると来るべきだと思った」と話し笑いを誘った。時事ネタはこれで終わりといい、今後も「クスッと笑えて少しでも世の中を明るくできる商品を出せれば嬉しい」と語った。
その他、エンタメ系では「35億」でブルゾンちえみ、「ひふみん」で将棋棋士の加藤一二三がトップテン入りを果たした。トップテンのほか「選考委員特別賞」として「9.98」で陸上選手の桐生祥秀と、「29連勝」で将棋棋士の藤井聡太四段が選ばれた(4名とも表彰式は欠席)。
このほか、表彰式にはトップテンに選ばれた「Jアラート」のユーチューバー、クリス・ブロード氏、「睡眠負債」の早稲田大学教授・枝川義邦氏、「フェイクニュース」の明治大学准教授・清原聖子氏、「プレミアムフライデー」の日本経済団体連合会副会長・石塚邦雄氏、「魔の2回生」の産経新聞記者・森山志乃芙氏が登壇した。このほか「○○ファースト」も年間トップテン入りしている(受賞者はなし)。