阿部寛、女性に“愛”を届けるのみとり侍に!? 寺島しのぶ、豊川悦司、前田敦子らと共演
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阿部寛が、映画『のみとり侍』で主演を務め、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、前田敦子らと共演することが発表された。劇中で女性に愛を届ける“のみとり”を演じる阿部は「観た人が、“のみとり”をされたかのように気持ちのいい時代劇になればいいなと思っています」と意気込みを語っている。
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歴史小説の第一人者・小松重男の傑作短篇集『蚤とり侍』を基に、『後妻業の女』の鶴橋康夫監督がメガホンを取る本作。劇中では、越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部)が、藩主主催の和歌の会での失態を機に、長屋で暮らすのみとりの親分(風間杜夫)とその妻・お鈴(大竹しのぶ)の元で、猫の“のみとり”として働くことに。“のみとり”とは文字通り、猫ののみを取って日銭を稼ぐ職業なのだが、その実態は、床の中で女性に愛を届ける裏稼業で…。
「『のみとり侍』というタイトルを聞いただけで、ほろっとわくわくしたし、出てくる登場人物たちが、一人ひとりが、人間味豊かで、クスっと笑えて、泣ける脚本だなと思いました」と語る阿部は、本作でテレビドラマ『天国と地獄』以来、10年ぶりに鶴橋組に参加。「鶴橋組常連の方々との共演も楽しみです。色気があって、チャーミングで…見ているだけで、きっと引き込まれるでしょうし、それに応えられる芝居をしないと気の引き締まる思いです」とコメントを寄せ、「観た人が、“のみとり”をされたかのように気持ちのいい時代劇になればいいなと思っています」と意気込みを語っている。
本作には、貧しくも子供たちに読み書きを無償で教える佐伯友之介役で斎藤工、寛之進の亡き妻・千鶴にそっくりなおみね役で寺島しのぶ、欲望に正直ながら浮気を封じられた恐妻家・清兵衛役で豊川悦司、その妻・おちえ役で前田敦子も出演。豪華キャストが彩る劇中では、老中・田沼(桂文枝)の失脚により、急遽“のみとり”禁止令が敷かれ、寛之進をはじめとする“のみとり”たちが、犯罪者として窮地に立たされることに。寛之進たちの運命は…!?
映画『のみとり侍』は、2018年全国東宝系にて公開。