米国最大の機密を暴いた男『スノーデン』予告&ポスタービジュアル解禁
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アカデミー賞3回受賞しているハリウッドを代表する巨匠、オリバー・ストーン監督が、29歳のNSA職員が国家の機密事項を暴露する実話を元に描いた『スノーデン』。2017年1月27日の公開に先立ち、予告映像とポスタービジュアルが解禁された。
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『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』と、アメリカ合衆国大統領をテーマにした作品を3本撮ってきたハリウッド随一の社会派監督オリバー・ストーンが、いま映画で最も伝えたかった人物“スノーデン”。『(500)日のサマー』『インセプション』などで日本にもファンの多いジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演、スノーデンの恋人役をシャイリーン・ウッドリーが演じる。そのほか、トム・ウィルキンソン、リス・エヴァンス、ニコラス・ケイジら名優が脇を固める。
2013年6月に元CIA職員でNSA職員だったエドワード・スノーデンにより、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が暴露され、世界中に大きな衝撃を与えた“スノーデン事件”。自らカメラの前に立ち、輝かしいキャリア、恋人と築き上げた幸せな人生をすべて捨ててまでなぜ重大な告発を決意したのか。本作は、国を愛する平凡な若者だったスノーデンが、恐るべき現実に理想を打ち砕かれていく過程を、プライベートの領域にまで深く切り込み、ヒューマン・ドラマとして描いている。
予告編では、アメリカのために寄与することを決意した、スノーデンが、CIAで頭角を現した後、全世界のメールや携帯電話の通話が監視されている実態を知り、驚愕する様子が映し出される。米国政府は、“テロリスト発見のため”と、不当に一般人のパソコンに侵入し、WEBカメラも自在に起動させていた。対象者は日本人も含む、全世界に及ぶ。この事実を公表しようとしたスノーデンに情報機関が迫る。
映画『スノーデン』は、2017年1月27日より全国公開。