風間俊介、『ドラクエ』テリー役に気合十分「風間を捨てた」
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『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』のメディアプレビュー公演が22日、さいたまスーパーアリーナで行われ、公演後に行われた囲み取材に、風間俊介(テリー)、松浦司(勇者)、中川翔子(アリーナ)、芋洗坂係長(トルネコ)が登場。風間は人気キャラクターのテリーを演じるにあたって、「風間を捨てた」とコメント、やる気をみなぎらせた。
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本公演は、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』をベースに、第1作につながる勇者ロト伝説の真相を明らかにする舞台作品。シリーズでも屈指の人気キャラクターである銀髪の剣士テリー役を務める風間は、「これまではゲームソフトを買って家に帰る途中、そんなワクワク感があったんですけど、ついに電源を入れて冒険をスタートする時がやってきたなという感じです。『ドラゴンクエストIII』のサブタイトルが『そして伝説へ…』というものなんですけど、今日から伝説が始まると思って、スタートさせていけたらなと思っています」と気合十分。
アリーナクラスの舞台に立つのが久方ぶりの風間は、「(アリーナクラスの)冒険の書のデータを消しちゃったので、また新しく作り直している感じです(笑)」と失敗談。自身が演じるテリーについては、「役作りが必要なかったです。歴史上の人物を演じるよりも、すんなりといけたのが不思議な感覚でしたね。観に来ていただける観客の皆さんは、普段の風間をイメージしているので、『風間はテリーじゃないだろ』と思うのは当然だと思います。でも、僕は風間を捨てたので(笑)、会場では皆さんにカッコイイと思っていただけるようなテリーでお待ちしていようと思います」と自信をみせた。
幼いころからファンだった『ドラクエ』の舞台化である本作への思い入れは、かなり深い様子の風間。他のキャストに「お風呂入っている時に、ドラクエの音楽流れないですか? 階段やエレベーターに乗るときにも、ザッザッザッていう感覚ありますよね」と同意を求める。また、ゲームについての思い出を聞かれると、「気が付いたら朝が来ていたくらい…。寝落ちじゃなくて、朝を確認して、朝だなって思ってまたやり続けるみたいな」と答え、笑いを誘った。
オリジナルアリーナショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタルツアー』はさいたまスーパーアリーナにて、7月22日~31日上演予定。その後、福岡、名古屋、大阪、横浜と順次上演。