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川端康成の名作『古都』映画化! 松雪泰子は1人2役、橋本愛と成海璃子も共演

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映画『古都』場面写真
映画『古都』場面写真(C)川端康成記念會/古都プロジェクト

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松雪泰子

橋本愛

成海璃子

 松雪泰子主演映画『古都』が公開されることが決まった。本作は1962年に新潮社より刊行されたノーベル賞作家・川端康成「古都」の現代版。原作で描かれなかった、大人になった主人公たちの物語を映像化。松雪が1人2役に挑戦し、娘役として橋本愛と成海璃子が出演する。

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 松雪は、京都の町で伝統の継承に生涯を捧げる呉服屋の姉・佐田千重子と京都伝統の北山杉の里で働く双子の妹・中田苗子を一人二役を演じる。また千重子の娘・佐田舞に橋本愛、そして双子の妹・苗子の娘で、京都と並ぶもう一つの古都フランス・パリで一人国立美術大学に通い絵画制作に励む中田結衣役に成海璃子。京都とパリ、古都に生きる母娘の人生が交差し果たしてどこへ向かうのか。
 
 1か月間着付けや、裏千家のお茶の稽古、京言葉の稽古、京都の料理屋での稽古を重ねたという松雪は「京都での撮影は、実際に室町で呉服屋さんをされている方の町家をお借りしての撮影で、代々受け継がれる伝統を感じながらの撮影でした。ある意味重圧にもなり得るその重みを背負って生きる千重子の生き様を感じることが出来ました」と述懐。

 橋本は「今の世代に継いだ新しい物語になりました。どんな仕上がりになっているのか、楽しみにしているところです」と期待で胸を膨らませ、成海は「撮影期間は一週間という短い時間でしたが、その分グッと集中して取り組むことができました。現地のフランス人スタッフも素晴らしく、良い撮影現場だったと思います」と振り返った。

 監督は、Yuki Saito。高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学び、帰国後もアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥなど名匠の現場に参加、両国の架け橋となる。その後CMや短編、連続テレビドラマなどで活躍し、満を持して本作のメガホンを取った。

 本作はオールロケの京都府、京都市が後援した初めての映画企画。『古都』は11月26日(土)京都先行、12月3日(土)全国公開。

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