宮野真守、元祖“オラオラ系男子”役に意欲 「私生活からドSでいこうかな」
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ミュージカル『王家の紋章』の製作発表記者会見が16日に実施された。会見では数々の名作ミュージカルの音楽を手がけたハンガリー人の作曲家シルヴェスタ・リーヴァイ氏の書き下ろし楽曲『Where I Belong』と『Unrequited Love』の2曲が初披露され、浦井健治や宮澤佐江、新妻聖子、宮野真守らキャスト陣が本作にかける意気込みや作品愛を語って会見を盛り上げた。
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本作は、累計発行部数が4000万部を誇る同名漫画を原作とした世界初のミュージカル化作品。ピラミッドの発掘に参加した16歳のアメリカ人キャロル・リードが、記憶を失った謎の美女・アイシスの呪術で古代エジプトにタイムスリップする。
今回の会見には浦井や宮澤、新妻、宮野の他、平方元基、伊礼彼方、濱田めぐみ、山口祐一郎、演出の萩田浩一、原作者の細川智栄子と“芙~みん(ふーみん)”が出席した。
メンフィス役の浦井は、帝劇初主演で本作を演じることに感極まった様子を見せ、「少女漫画の金字塔であるこの作品が、萩田さんとリーヴァイさんの黄金タッグでミュージカル化され、自分がそこで単独初主演。ド緊張してます」と率直な心境を吐露。
Wキャストのイズミル役の一人である宮野は「ガキンチョの頃から劇団ひまわりに入っておりますが、この年になって帝国劇場に出られるという…感無量です」と感激しきり。そして「メンフィスに勝ってやろうと思っています」と意欲を見せた。
Wキャストの一人として宮澤とキャロルを演じる新妻は本作の大ファンであると明かし、「メンフィスは少女漫画の歴史における元祖“オレ様”男子。強引でちょっと優しくて権力があって美しい男子…女性の理想が全部詰まっている。昨今、壁ドンとか顎クイとかありますが、メンフィスは腕を折りますからね。腕ポキ」と解説して会場の笑いを誘った。
それを受けて宮野は、「(演じるイズミルには)草食男子にない“オラオラ”感がある。オラオラ担当としては頑張ってオラオラしていきたい。私生活からドSでいこうかな」と語った。
ミュージカル『王家の紋章』は、8月5日から27日まで帝国劇場にて上演。