一般人からの投票により映画作品などの人気順位を決める米ランキングサイトranker.comが、ドラマの中でも若者層の人気のバロメーターになりそうな「10代向けベストTVドラマ」の投票を行っている。ここでは、2015年12月28日時点でトップ10にランクインした10作品を紹介する。

　キャストや視聴者の対象が10代メインという作品のラインナップとなった同ランキング。1位に輝いたのは、米CW局で現在シーズン7が放送されている『ヴァンパイア・ダイアリーズ』。ヴァンパイア兄弟ステファンとデイモンと2人が愛する若い女性エレナの三角関係を中心に展開し、過去から続く愛憎劇や狼人間との対立など、ドラマチックな展開で盛り上がっている。シーズン6でヒロイン＝エレナ役のニーナ・ドブレフが降板したが、人気の衰えを知らない。同ドラマのスピンオフ『オリジナルズ』は11位にランクインした。

　2位はABCファミリーの『プリティ・リトル・ライアーズ』。4人の女子高生と失踪した彼女達の親友を巡る謎と秘密が明らかになっていくガールズ・ミステリーだ。現在シーズン6が放送中で、すでにシーズン8までの製作が決定している人気だ。今後はさらなるダークな展開が待ち構えているらしい。

　ほか、既に放送は終わっているがニューヨークの上流階級の若者達の恋愛模様をファッショナブルに描く『ゴシップガール』が4位、DCコミックの人気ヒーロー、グリーン・アローをベースにした『ARROW／アロー』が10位にランクインしている。

　「10代向けベストTVドラマ」トップ10（2015年12月28日付）は以下の通り。
1位　『ヴァンパイア・ダイアリーズ』
2位　『プリティ・リトル・ライアーズ』
3位　『ティーン・ウルフ』
4位　『ゴシップガール』
5位　『One Tree Hill／ワン・トゥリー・ヒル』
6位　『Awkward. ～不器用ジェナのはみだし青春日記～』
7位　『glee／グリー』
8位　『新ビバリーヒルズ青春白書』
9位　『フォスター家の事情』
10位　『ARROW／アロー』