初めての女

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飛騨高山で俳人・瀧井孝作が送った青春と恋

【解説／みどころ】
芥川賞の創設から46年間選考委員を務め、生誕130年を迎える俳人・瀧井孝作が晩年に綴った私小説『俳人仲間』に収められた一編を映画化。明治末期の飛騨高山を舞台に、俳句を拠り所にする丁稚奉公の青年が、女中との出会いで成長していく姿を描く。監督は小平哲兵。出演は『あいが、そいで、こい』の高橋雄祐、芋生悠、三輪晴香、藤江琢磨ら。

西興一朗／ 【ストーリー】
幼くして母と兄を亡くした瀧井孝作は、傾いた家業を理由に丁稚奉公に出される。窮屈な生活の孝作にとって、心の拠り所は俳句を詠むことだった。俳句仲間と青春を過ごしていく孝作は、ある日、西洋料理屋で女中・玉と出会い、年上の女性の魅力にひかれていく。