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ドウェイン・ジョンソン、レスラーと俳優の狭間で揺れた「葛藤の日々」

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ドウェイン・ジョンソン『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』インタビュー
ドウェイン・ジョンソン『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』インタビュー クランクイン!

 全米メガヒットを記録したアドベンチャー巨編『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』で主演を務めた“ザ・ロック”こと俳優のドウェイン・ジョンソンがインタビューに応じ、プロレスラーから俳優に転身する際、本作に登場する思春期の少年さながらに思い悩んだ日々があったことを告白。「自分を受け入れ、ありのままに生きることの大切さ」を力説した。

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 本作は、ロビン・ウィリアムズが主演した『ジュマンジ』(1996)のマインドを受け継ぎながら、新たな物語が展開するアクション・アドベンチャー。学校の地下室で見つけた奇妙なビデオゲーム“ジュマンジ”の世界に入り込んでしまった高校生たちが、好きなキャラクターの姿を借りて、命懸けのミッションに挑む。ドウェインは、ゲームオタクの気弱な高校生スペンサー(アレックス・ウルフ)に選ばれた勇敢でムキムキマッチョな冒険家スモルダー博士に扮している。

 予想を遥かに超えた特大ヒットに沸く本作だが、当初はオリジナル作品の熱狂的なファンからネガティブな意見が多く聞かれたとドウェインは振り返る。「新作を製作すると発表したとき、“なぜ、今作るのか”“大切な作品に手を加えないでほしい”など、さまざまな意見が飛び交ったことは事実。でも、ジェイク(・カスダン)監督は自分のヴィジョンをしっかりと持ちながら、屈することなく、冷静かつ柔軟に対応してくれた」と感謝しきり。さらに、「今回は、何よりも温かいハートを持ち、それを作品に投影できるかが重要だった。彼は旧作をリスペクトしながら、溢れるほどの愛を注いでくれた」と戦友を手放しで称えた。

 そして、フタを開けてみれば、あの『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』をしのぐ大ヒットを記録。公開3週目にして同作を抜き去り、全米週末興行収入NO.1を獲得。3週連続トップをキープするなど、予想以上のフィーバーぶりが映画業界を震撼させた。この大成功についてドウェインは、「VFXを駆使したアクションもクールだったけれど、何よりも物語に“ひねり”を加えたことが観客に受け入れられた」と分析。“ひねり”とはつまり、大人の役者たちが思春期真っ盛りの役を演じる“ボディスイッチング”の面白さ。ドウェインも体はマッチョだが中身はオタク少年という難役をユーモアたっぷりに演じ、早くもパート2製作に向けて意欲を見せているという。

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