竹内結子、橋本愛に興味津々!? 対照的だからこそ惹かれ合う互いの魅力
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対照的な竹内と橋本のキャラクターは、中村監督との関わり方にも垣間見られる。気心の知れた竹内は、「監督はいつになくいじわるでしたね。怖がっている私を楽しんでいる感じ」と苦笑い。撮影の合間には、「ゴキブリを見つけたらどんな声出すの？それを裏声でやってみて」とジョークを飛ばして気分をなごませてくれることもあったというが、肝になるシーンの時は、本番前に耳元でポイントを突くアドバイスをボソッとひと言、つぶやいてくれたという。
中村組初参加の橋本も、竹内が言う「ひと言の効果」には大いに共感。「衣装合わせの時に監督から『いじわるな映画にしたい』って言われて面白いなと。ホラーということもあり、間の取り方やセリフの速度など細かい指示が多かったのですが、全体のバランスを『ひと言』で表現してくれるところはとてもありがたかった」と称賛した。
インタビューを受ける竹内と橋本の姿を見ていると、対照的だからこそ惹かれ合う引力で、とてもいい関係性を築いているように見える。「いつも自然体で、肩の力を抜いて居られる存在」と竹内を慕う橋本に対して、「愛ちゃんは物静かで深い湖のようなブルー」と表現する竹内。「その湖の中はとても温かく、一人で面白いことを考えてニヤニヤしている感じ。突っついたら、宝物がいっぱい出てきそう。そこをどうほじくり出すかが今一番の興味」と茶目っ気たっぷりに語っていた。（取材・文・写真：坂田正樹）
映画『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』は2016年1月30日より全国公開。
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