ジェームズ・マカヴォイの坊主頭にひらめき!?『スプリット』オファー秘話明かす
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シャマラン監督とコミコンでの出会いから、本作出演に至ったというマカヴォイ。「監督はどうかわかりませんが、僕はその時酔っていて…(笑)。お互い“HEY”って声を掛け合って、『君のその姿、初めてみたよ』と言われたんです」と振り返る。『X‐MEN』シリーズに出演していたこともあり、当時髪を剃っていたというマカヴォイは、「僕の剃っている頭をみて、何を思ったのか、その数週間後にエージェントに連絡が入って、脚本が届いたんだ」と明かした。
「ページをめくるごとに衝撃を受け、驚かされ、興奮したよね」と、初めて脚本を読んだ時の感想を語るマカヴォイ。「自分がこれをできるのか…できるのかもしれない、この集団を演じることができるのかなという思いもあって、とても興奮したよ」。
本作のキャッチコピーに“観客の予想は裏切る、しかし、観客の期待は裏切らない!”というものがある。マカヴォイに、本作のラストについてどのように思ったのか、率直に聞いてみた。
「驚いたよね。最初はそういう結末だと気づいてなかったので。とても興奮したし、奇妙にも感じたよ」。
本作で9年ぶりの来日となったマカヴォイ。「前回は滞在時間30時間くらいだった」と言い、今回は満喫するべく、滞在期間も長くオフ時間を多めに取ったとのことで「とても素敵な人達と出会ったよ、飲みにも行ったしね」と充実ぶりを匂わす。また「原宿の裏通りに行ったんだけど、“ここなら住める!”と思ったね。メイン通りはクレイジーだと思ったけど(笑)」。(取材・文:ほりかごさおり)
マカヴォイの怪演を堪能できる『スプリット』は5月12日より全国公開。