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井上正大「藤岡さんと闘ったとしても負けたくない」平成ライダー・ディケイドが挑む

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 そこで、『仮面ライダーディケイド』の放送終了後に始めたのが、格闘技テコンドーだった。「色々な格闘技があるなか、テコンドーの蹴り技が一番きれいだったんです。だから、単にやってみたいという興味を持ったし、いつか映像で使えるかなという思いもあり、テコンドーを始めました。でも、実際にやってみると奥が深くて、精神的にもタフになる。得られるものがとにかく多いんです。実際、『仮面ライダー』の撮影で使う前に、映画『テコンドー魂~REBIRTH~』になったし、もっと強くもなりたいですよね。少し前までは最強の白帯を目指していたんですが、上手くなろうと思うと、帯の色を上げないと限界があることに気づいて、今は黒帯を目指しているところです。実は、明日がその帯の試験で…。正直、今から緊張しています(笑)」。

 『仮面ライダーディケイド』終了後、ますます強くなっている井上に、仮面ライダーファンの間では、ディケイド最強説がささやかれていると話すと、「ちょっと設定が強いんですよね」と井上は苦笑する。「平成ライダーは昭和ライダーと比べて、気合いで変身ではなく、機械任せみたいなところがあって。そんななかでも、ディケイドはすごい設定なんですよ。一時期僕も思っていたんです、強すぎだな、と(笑)。だから、今回の映画はちょうどいい感じに仕上がっています。そして、各ライダーの世界に旅をする感覚が、5年前よりもより一層深く、お腹が満たされるような感じがしました。ディケイドの旅はこれが本当に最後だなぁって」。

 それだけ、今回の映画への満足度が高かったということだろう。しかし、エンディングの勝敗は別もの。「票とかではなく、やっぱり勝ちたい」ときっぱり。「平成ライダーとしてもそうですが、僕が生身で藤岡さんと闘ったとしても負けたくない。でも、越えられない壁みたいなものをきっと感じるんでしょうね。というわけで、平成ライダーに一票で(笑)」。(取材・文:安保有紀子)

 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』は、3月29日より全国公開。

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