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井上正大「藤岡さんと闘ったとしても負けたくない」平成ライダー・ディケイドが挑む

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仮面ライダーディケイド演じる井上正大にインタビュー!
仮面ライダーディケイド演じる井上正大にインタビュー! クランクイン!

 強いのは昭和か、平成か。その答えを出すべく、新旧全仮面ライダー30人が一大バトルを繰り広げる映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』が3月29日から公開となる。そんな夢のような作品で主演を務めるのが、仮面ライダーディケイド/門矢士を演じた井上正大だ。「やはり、現場での感動はすごかった」と、今回の撮影を振り返る井上に、ライダーへの思いやライダーから得たものなど、様々なことを聞いた。

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 井上が演じてきた仮面ライダーディケイドとは、“過去の仮面ライダーの世界を渡り歩く”という物語のため、クウガやアギト、龍騎、ファイズなど、多くのライダーが登場。出会ったライダーに変身したり、仮面ライダー自体を武器に変形させたりと、とにかくにぎやかな作品であった。それゆえ、「本作のキャストのみなさんとは、今回はライダーだらけですごいね、といった話になるのですが、僕はあまり感じなかったんですよ。というのも、ディケイドのときがライダーだらけで、僕がいれば、絶対にほかのライダーがいっぱい出る。だから、ライダーといえば大勢」と井上は笑う。「ただ、たくさんの仮面ライダーとは共演していても、藤岡弘、さんや半田健人さんなど、各ライダーの主役の方とお会いしたのは初めてだったので、やっぱりテンションは上がりました」。

 これぞ、元祖・仮面ライダーパワーというものか。だが井上、「実は僕、スーパー戦隊派だったんですよ」と明かす。「小学生のとき、ちょうどクウガやアギトだったと思うのですが、雰囲気の暗い感じが苦手で見れませんでした。ディケイドから9年前の出来事ですから、僕は9歳くらいなんですよ。結構いい歳なのにダメでしたね…」。

 しかし、運命の出来事が!「最近、思い出したのですが、中学2年生のときに文化祭で演劇をやったんです。その劇で演じたのは、僕の身長が低かったのもあるのでしょうが、“ちびっこ仮面ライダー”という役。そして、学校の先生に“ライダーキーーック!!”ですよ(笑)。当時から僕は仮面ライダーになってライダーキックをしていたんだと、不思議な縁を感じました」。

 まさに、なるべくしてなったともいえる、井上の仮面ライダーディケイドだが「ディケイドがなければ、今の僕はない」と断言する井上に、当時の一番の思い出を聞いてみると、「肉離れです」との答えが返ってきた。

 「アクション監督の宮崎剛さんのもと、クランクインの前に蹴りとか突きとか、アクションの練習をしていたんですが、まぁ、まったくできなくて…。そんな自分に腹が立ち、ちょっと頑張りすぎたんですよね。横蹴りをした瞬間、ハムストリングのところを肉離れしてしまって…。第1話の撮影時、歩くのもちょっとしんどかったなか、走るシーンとかをやっていたんです。あれはもう、完全に死ぬ気で走っていました」。

 その怪我もあり、もっと練習を積んでアクションを! と思ったそうだが、ディケイドゆえの高い壁が。「やっぱり僕の仮面ライダーは、いろんなライダーに変身しなくてはいけないので、とりあえず基本のディケイドに変身しておく必要があるんです。そうなると、すぐに“変身!”となるため、自分でアクションをできる回数が本当に少なかった。きちんとアクションできたのは、全31話中数話だったと思います。しかも、撮影ではかっこいいアクションを目の当たりにしていたんですよ! 自分もできるようになりたいと、アクションへの思いは募っていきました」。

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