元モーニング娘。石黒彩が、東日本大震災復興支援として始まった「明日を夢見るドレス」プロジェクトの応援アンバサダーに就任。自身も子を持つ母親として、子どもたちの夢のバックアップに意欲を見せる石黒の思い、そして再ブレイクで盛り上がる後輩・モーニング娘。’15への熱い思いや、モー娘。OGの絆についても語った。

　今月2日に行われた「明日を夢見るドレス」プロジェクト主催のイベントで、子供たちが、子供たちのデザインしたドレス画が、ドレス化されたり、実際にイタリアのアパレルブランドであるベネトンのTシャツになって喜ぶ姿を見て「心の底からワクワクしました」と喜んでいた石黒。「被災地の子どもたちはショックな出来事を経験してきて、夢を見ることも少なくなっていると思うんです。そんな中、夢が現実になる様を見せてあげられればと思って。自分が描いた絵が採用されて、立派なTシャツになっていく様を見て、こんなふうに夢って叶うんだと希望が湧くと思います」とプロジェクトの意義を語る。

　震災からはや4年半。「復興している部分は取り上げられることも多いけど、でも精神的な面で闘っている人たちもまだまだいる。今回のプロジェクトは引き続きやっていきつつ、ほかにもいろんな形で夢を応援していけたらいいなと思っています」と意欲を見せる。

　たとえば音楽で何かをバックアップしていくという選択肢は？との問いには、「うーん、だいぶ一線を離れてるので…。元モーニング娘。で何か求められるものがあれば参加したいと思いますが」と微笑む。