『進撃の巨人』平岡祐太、石原さとみと共に「作品の世界観の中に落とし込んだ」
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本作は、劇場公開の間に、dTVという映像配信サービスで展開される。「こういう仕掛けは面白いですよね」と笑顔を見せると「僕もスマホで動画を見たりすることが多いのですが、世間が求めているメディアに対する感覚も変わってきているのかなって、演じている側も実感します。30分という枠も、よりシンプルにわかりやすい方法で伝えていかなくてはならないという意識もありますしね」とこうした試みに大いなる興味を示していた。
「演じている側」という視点で語られたが、現在、平岡は自主制作映画にも興味があるのだという。「脚本書いたり、撮ったり……。外側の視点で役者を見られるというのはすごく楽しいし面白いんですよね」と語りつつも「でもやればやるほど、まだ全然実力がないので、プロの方たちってすごいなって実感します」と謙虚な発言。
本作の現場もかなり刺激的だったようで「ワイヤーアクションを含めCGなどめちゃくちゃ勉強になりますね。3本あるドラマもそれぞれ監督が別なので、カラーも全然違う。特に3本目の『自由への旅立ち』の西村喜廣監督はハマりました」と目を輝かせる。
「影の社会……ロスチャイルド家みたいなのが好きなんです」という平岡。「『進撃の巨人』って社会の縮図を壁の内側でやっているみたいな世界観だと思うんです。そういう部分が大好きなんです」と作品の魅力を語ると「そうした世界観の中、映画で描き切れなかった人物背景が見られます。実写版映画の回想のように観ていただけると面白いと思います」とドラマ版の見どころをアピールしてくれた。(取材・文:磯部正和)
dTVオリジナルドラマ『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』は、8月15日よりdTVにて独占配信。