『進撃の巨人』平岡祐太、石原さとみと共に「作品の世界観の中に落とし込んだ」
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8月1日に公開された実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』と完全連動したオリジナルドラマ『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』(全3話)が、映像配信サービスdTVにて15日から配信される。本作で、治安統制局担当官・イズルという新しいキャラクターを務めるのが俳優・平岡祐太だ。映像配信という形のスピンオフドラマに「すごく面白い企画」と目を輝かせて語った平岡に作品の見どころや自身の話を聞いた。
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前後篇2部作で描き切れなかった兵器隊長ハンジやサシャ、新しいキャラクターであるフクシ&リルらのバックボーンに迫る本作。平岡は新キャラクターとして作品に参加しているが「今年パナマに行ったとき、現地の子供たちも『進撃の巨人』を知っているんですよ。本当に世界的に人気の作品なんだなって実感しました。プレッシャーはあまりありませんでしたが、原作の世界観は大事にしたいなって思って臨みました」と撮影当時の心境を語った。
平岡演じるイズルは、治安統制局員として巨人を駆逐するための武器開発費などの予算を決める役柄だ。「イズルは戦場に出る前線の人ではないので、巨人をまだ知らない、見たことがないという設定。そういう人物を原作で探して、イメージをつけていきました。また立体機動装置が出来るまでの話なので、そのエピソードが描かれている原作の部分の雰囲気を大事にしました」。
劇中では、巨人研究に没頭し、突っ走るハンジに圧倒されるイズルというコントラストがよく描かれている。ハンジを演じた石原さとみは、徹底的に役柄を作り込んで作品に臨んだ。「石原さんのハンジは、僕の原作のイメージのハンジのまんまでした(笑)。ドラマの構造上、コンビものっぽかったりもするのですが、あまり現場では演技の話はせず、僕は石原さんを見ながら、作品の世界観の中に落とし込んでいった感じです。でも僕の演技もやり過ぎたなって思う部分もありました(笑)」。