話題の深夜ドラマ『雪女と蟹を食う』の魅力とは? 重岡大毅が“自殺を決意した男”役で新境地
人生に絶望し、自殺を決意した男と謎多き人妻の奇妙な二人旅を描いたドラマ『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)が現在放送中だ。初回放送日にTwitterトレンド1位を獲得するなど大きな話題を集めている本作は、役者として新境地を開拓する重岡大毅の演技力など、さまざまな魅力が詰まった作品となっている。本稿では、そんな作品の魅力をひも解いていきたいと思う。(文=菜本かな)
【動画】役者陣の表情&演出がすごい 『雪女と蟹を食う』第4話予告
/> /> ああ、この人はいま、自分の人生を走馬灯のように振り返っているのかもしれない。つらいだけの人生だと思っていたけど、楽しいこともあったではないか。いや、やっぱりこのまま生きていてもつらいだけだ…。“死”の間近にいる人間のリアルを、重岡は全身全霊をかけて体現していた。だからこそ、北が考えていることが鮮明に伝わってくるのだ。
/> /> /> /> Class="title1">■“死”をゴールとする奇妙な関係性も魅力
次ページ:これまで“陽”の印象が強かった重岡が、大人の表情を見せるのもポイント />
■内田英治監督による演出が刺さった第1話