花澤香菜、『ポケモン』コハルの変化を語る イーブイとの出会いは「大きな転機」

インタビュー
2022年8月5日 18:00
花澤香菜、『ポケモン』コハルの変化を語る イーブイとの出会いは「大きな転機」
花澤香菜  クランクイン! 写真:松林満美

 テレビアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系/毎週金曜18時55分)では、ポケモンバトル最強を決める大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」のマスターズトーナメントにて、サトシたちが熱いバトルを繰り広げています。一方コハルとパートナーのイーブイは、“進化”についてふたりで答えを出そうとしています。今回クランクイン!トレンドは、コハルを演じる花澤香菜にインタビュー。コハルの変化や成長、そして『ポケットモンスター』(以下『ポケモン』)の現場で学んだことについて語ってもらいました。(取材・文=M.TOKU/写真=松林満美)


Site/proxy もちろん自分の力だけではなく、さまざまな現場で色々な方から引き出してもらった部分は大きいです。これだけ長く声優を続けられていることが、自信につながっていますね。
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/> /> /> Site/proxy
/> Target="_blank"> /> Class="title1">■コハルが殻を破ったのはイーブイのおかげ
17歳のときにテレビアニメ『ゼーガペイン』(テレビ東京系)でヒロイン役を演じさせてもらったのですが、当時は経験したことがないほど、大量のセリフを言うことになったんです。とにかく全力で演じたのですが、当時のクラスメイトから「あんな棒読みだったら俺でもできるよ」って言われて! そのときは悔しかったけれど、何も言い返せませんでした。「そらそうだよね」って思うくらい、下手くそだということを自覚していました。
――女優になりたかったのは、お芝居が好きだったから?
Class="title3">――イーブイに対してはどんな印象を持っていますか?
次ページ:花澤香菜が『ポケモン』の現場で感じた“大切なこと”とは? /> どうだろうなぁ(笑)。ただ小学生のときに陰口を言われちゃったことがありました。しかも、一番言われたくなかった子から。そのときに「このままだとみんなに嫌われる」ということを子どもながらに確信して、鼻がポキっと折れたんです。そこからは、オーディションのように人と違うことが必要なとき以外は、大人しくしています(笑)。
Site/proxy いえ、目立ちたがり屋だっただけですね(笑)。例えば学芸会では、絶対に名前のある人の役をやりたいタイプでした。お妃(きさき)の役をやるときに、キラキラしたものを集めるのが大好きなおばあちゃんからスパンコールのグッズを借りて、ドヤ顔で出演していた記憶があります。
――今もそういう気持ちがあるのでしょうか。


――では、花澤さんが声優活動の中で、進化したなと思うポイントは?
――それだけ努力と経験を積んできたということだと思います。
/> /> /> /> /> Class="zoom01">――そんな経験が…。
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コハルは元々ポケモンを集めたりバトルをしたりすることには興味がなく、サトシたちのように、前のめりになってポケモンのためにどこかへ出かけるということもありませんでした。あまり感情を表に出さず、周りを気にするタイプだった気がします。
/> /> /> 幼い頃から子役をやっていたこともあってか、漠然と女優になるんだと思っていました。将来の夢を聞かれたときも、「女優」と恥ずかしげもなく答えていましたね。ただ、それに対してすごく努力をしていたかというと、そういう訳でもなく…。目標を掲げていることに満足していただけなので、現実的に考えているコハルちゃんはすごいと思います。

■今の声優人生を築く“17歳で感じた悔しさ”

――コハルが自分の将来について悩んでいるという話がありましたが、花澤さんは子どもの頃、どのような夢を抱いていましたか?
/> ――テレビアニメ『ポケットモンスター』(以下『アニポケ』)では、コハルを約3年演じてきましたが、彼女に対する思いを教えてください。
/> /> ――具体的にはどのような変化を?

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