『ユニコーンに乗って』“小鳥”西島秀俊のセリフに「素敵」と反響 第2話から見えた“作品の重大なテーマ”とは

カルチャー
2022年7月13日 21:15
『ユニコーンに乗って』“小鳥”西島秀俊のセリフに「素敵」と反響 第2話から見えた“作品の重大なテーマ”とは
小鳥智志(西島秀俊) 『ユニコーンに乗って』第2話より  (C)TBS/撮影:加藤春日

 仕事に恋に真っすぐ生きる大人の青春ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系/毎週火曜22時)。7月12日(火)に放送された第2話では、成川佐奈(永野芽郁)と小鳥智志(西島秀俊)が衝突!? 須崎功(杉野遥亮)の意味深な宣言も飛び出した。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください


 この小鳥のセリフは、sns上でも「素敵な言葉」「大人の男でかっこいい」と多くの反響を集めていた。
小鳥智志(西島秀俊)&成川佐奈(永野芽郁) (c)tbs/撮影:加藤春日

Php?url=ahr0chm6ly93d3cuy3jhbmstaw4ubmv0l3ryzw5kl2n1bhr1cmuvmtewodu3lzi=">次ページ:“胸キュン”シーンも多発した第2話!  たしかに、社会に出て時間が経つと、変なプライドが出てきてしまう。「分からない」と言うのは、恥ずかしい。年下にはバカにされたくない。チャレンジをして、失敗してしまったらどうしよう…。しかし、そんなプライドは人生において不要なものなのかもしれない。小鳥のように、やりたいことにはトライをする。年齢を盾に諦めるのではなく、若い世代の人とも分かり合える努力をしていく。小鳥は、「本気で教育の未来を変えていきたい」という信念を持っているからこそ、いらないプライドを投げ捨てることができたのだろう。彼が、強い芯を持った男性であることを、改めて実感した瞬間だった。
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Href="https://tersino  それ以外でも、48歳の小鳥と20代が中心のドリポニ社員は、“当たり前”が一致しない。スマホの打ち方ひとつとっても、そうだ。ほかの社員たちはフリック入力で文字を打ち込んでいくのに対し、小鳥はポチポチとタップ入力をしている。また、デジタルネイティブではない小鳥は、チャットをチェックする習慣もない。「(パソコン上の)ファイルに入れておいて」と頼まれた資料も、印刷をして透明の“ファイル”に入れてしまう。あまりにもできないおじさん部下に対して、「こっちではこっちのルールに合わせてください」と冷たく当たる佐奈。功も、「プライドとかないんですか?」と容赦ない言葉を浴びせる。
Href="https://tersino ■小鳥のセリフがかっこいい…!
/> />  z世代とおじさん世代が、どのようにして共生していくのか。小鳥とドリポニ社員たちの関係は、本作において重大なテーマとなっていきそうだ。
 z世代の筆者でも、横文字の乱立に戸惑うことがよくある。「それ、日本語で言ったほうが伝わりやすくない…?」と思わずツッコミを入れたくなるビジネス用語たち。当然、スタートアップ企業のドリームポニー(通称:ドリポニ)でも、横文字のit用語が飛び交っていた。元銀行員の小鳥は、用語を理解するだけで精一杯。分からない言葉をいちいち本で探しては、ふせんをつけていく。夏井恵実(青山テルマ)が言うように、ググった方が確実に早いが、小鳥は古き良きスタイルの方が覚えやすいらしい。
Site/proxy Class="insert">
Site/proxy  そんな小鳥と、ひょんなことから出会うことになったのが、サイバーモバイルのceo・羽田早智(広末涼子)。強く見える彼女もまた、世代間ギャップに悩むひとりだった。若者はすぐに新しいものに飛びついていくが、早智や小鳥は同じようなスピードで追いつくことはできない。だが、速い流れと遅い流れが混じり合う場所には、“潮目”が生まれる。その“潮目”こそが、大きな成功につながることだってあるのだ。第2話では、「アプリの体験会を開く」という小鳥のアイデアがウケて、ドリポニが一歩前進。佐奈も、「無理に合わせようとせず、いいところをシェアしていく」と考えを改めることができた。
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イチオシ!

ユニコーンに乗って

菜本かな(ライター)

西島秀俊

永野芽郁

杉野遥亮

坂東龍汰

前原滉

石川恋

青山テルマ

山口貴也

武山瑠香

寺嶋眞秀

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