『silent』美しいラストに反響! キスやハグを安易に使わぬ“深い”ラブストーリーに

カルチャー
2022年12月23日 20:00
『silent』美しいラストに反響! キスやハグを安易に使わぬ“深い”ラブストーリーに
青羽紬(川口春奈) 『silent』第11話より  (C)フジテレビ

 川口春奈×目黒蓮で送る、この冬一番泣けるラブストーリー『silent』(フジテレビ系/毎週木曜22時)。12月22日(木)に放送された最終回は、スピッツの「魔法のコトバ」の歌詞に導かれるような美しいラストとなった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください


 筆者を含めた多くの人が、想が紬の名前を呼びかけるラストを予想していたはずだ。しかし、きれいなイルミネーションの下で、想が紬に“何か”をささやいたけれど、その内容は“二人だけにはわかる”もので、私たち視聴者には伝わらない。でも、それぞれの表情を見ていると、二人を笑顔にする“魔法のコトバ”だったということは分かる。まさに、劇中で度々登場したスピッツの「魔法のコトバ」どおりの展開となった。
/>  『silent』は、最後まで“深い”物語だった。ラブストーリーであるにもかかわらず、キスやハグを安易に使わない。さらに、“当て馬”と呼ばれるキャラクターを、優しいだけのかわいそうな人にもしない。それでも、青羽紬(川口)と佐倉想(目黒)が積み上げてきた“愛”や、戸川湊斗(鈴鹿央士)と桃野奈々(夏帆)の温かさは、しっかりと私たちの心に届いているのだから、すごい。
/>  肩をすくめて、くしゃっと照れ笑いをする想。そんな彼を包み込むように、華やかな笑みを浮かべる紬。これまで、たくさんの壁があったけれど、最後に幸せそうな二人を見ることができて本当によかった。sns上でも、「ハッピーエンドで本当に嬉しかった」「最後、幸せそうな想と紬を見ることができて本当によかった」と紬&想を祝福する声が多く上がっている。
Class="title1">■紬&想の結末は“二人だけにはわかる”ものに

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菜本かな(ライター)

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