宮崎秋人、2.5次元舞台の心構えは「原作へのリスペクトを忘れない」
ところで舞台化決定時に「“再現”ではなく、“舞台にする”ことを一番に考えて演じたい」と話していた宮崎。「こういうキャラクターだからと決めつけて芝居が一面的になるのではなく、もっと人間らしくいられたら。そう自分に言い聞かせています。ナツという役をもっともっと落とし込まなければ」と改めて語る。
これまで2.5次元作品への出演経験も豊富だが、原作ファンからの評判は気になるところなのだろうか。「原作に対してリスペクトがあるので、その心を忘れなければあとは好きなようにやりたいと思います。自分がやる以上、どうやっても自分の色は自然に出る。初めて原作ものをやった時にはいろいろと考えましたけど…」と思いを明かす。「原作に対する愛がお客さんに伝われば、アニメや漫画と違う部分があっても受け入れられると信じてやってきました。今回も原作が好きなのは自分も一緒なので、ファン代表としてナツを演じるという感じです」と語る。
猪突猛進型のナツと自分を比べると「全然違いますね」と笑う。周りがイケイケで盛り上がっている状況でも、それを静観しているタイプだという。「心の中では闘志が燃えているんですけどね…」。最後に「勢いとスピード感のある作品で、自分が観客だったら『こんなに純粋に楽しめる作品ってなかなかないな』と思います。映像も、音楽も、役者の熱量も、アクションもすべてを楽しんでもらえれば」とアピールした。
ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』はサンシャイン劇場にて4月30日から5月9日まで上演。
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