綱島郷太郎、凶悪犯役に苦戦 「ハラハラしながら観てほしい」遠藤綾が共演作を太鼓判
カルト集団を率い、ロマン・ポランスキー監督の当時の妻で女優のシャロン・テートを含む7名を自分の信者たちに殺害させたとして、現在も服役しているチャールズ・“チャーリー”・マンソン。その凶悪性から今なお悪名高い彼が、TVドラマ『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』で蘇る。チャーリー役の日本語吹替えを務める綱島郷太郎と、チャーリーに心惹かれていくエマ・カーン役の遠藤綾が、実話に基づく本作を語った。
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本作は、『X‐ファイル』のモルダー捜査官役で大ブームを巻き起こした、デヴィッド・ドゥカヴニーが主演を務めることでも話題となったドラマ。物語の主軸は、ドゥカヴニー演じる刑事サムが、1960年代というアメリカの激動の時代をどう生きたのかにあるのだが、サムの刑事人生には“マンソンファミリー”を始めとする時代を象徴する事件が絡み合ってくる。
理解の範囲を超えた行動を次々ととるチャーリーという人物を吹替えるのは、綱島にとっても苦労の多かったことと感じるが、綱島は「もちろん、実体験はない」と苦笑しながらも「なるべくリアルになるよう頑張りました」と話す。
「子どもが、自分の思い通りにいかないと、かんしゃくを起こしたり、泣いたりしますよね。チャーリーはまだそういうところを引きずっているところがある。ちょっとしたことでかんしゃくを起こして爆発してしまう。人は誰でもそういう瞬間ってあるんでしょうけど、成長するにつれ、社会を知って出すべきか判断するようになっていきます。でも、彼は出さないと生きていけない人なんでしょうね」。「犯罪に関しては共感できません」ときっぱり答えながらも、網島は、彼の人物像をそう分析した。
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