アクション・サスペンスドラマ『ブラックリスト』が全米で大ヒットし、主演のジェームズ・スペイダーの怪演を吸収し、堂々たる演技を披露した、女優メーガン・ブーンがいま注目を浴びている。本作の出演をきっかけに、まさに彼女自身の代表作となった今、さらなる飛躍が期待されるメーガンが、ジェームズから教わった意外な助言を明かした。

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　本作は、ハードなアクションと緊迫した心理合戦を織り込んだ本格派サスペンスドラマ。世界中の犯罪者たちの裏取引に協力し、“犯罪コンシェルジュ”と呼ばれる、国際的な最重要指名手配犯レイモンド・“レッド”・レディントンが、突然FBIに出頭し、凶悪犯罪者たちの逮捕に協力すると申し出た。ただし、それには条件が1つ。新人捜査官のエリザベス・キーンとしか話さないというものだった。

　物語では、メーガン演じるエリザベスとジェームズ演じるレッドは、捜査官と凶悪犯という関係でありながら、最強のコンビだ。では、実際の撮影現場での二人はどうだったのだろうか。「ジェームズとはより親密に、より心地の良い関係になってきたなって感じる」とメーガンは振り返る。そして、「同僚っぽくなってきた。ダークなドラマを作る撮影現場の中ではちょっと場違いなくらい、お互いを笑わせたりしてる」と撮影現場の様子を話してくれた。

　さらにメーガンは、ジェームズから「お金を貯めなさい」と助言されたことを明かす。ジェームズは、「あのねメーガン。年をとった役者は若い役者に本来なら知恵を授けなきゃいけないことは分かってる。きっと周りの人たちも私が君に様々なことを教えていると思うだろう。しかし、私が伝えたいのはたったひとつ、お金を貯めなさいということだけなんだ」と断言。ジェームズはこれまで3度のエミー賞も受賞している実力派俳優。本作でもクールで知的な役柄を演じているだけに、その彼からのアドバイスが貯金とは、なんとも意外なエピソードだ。

　とはいえ、メーガンは「実際には、彼から何かを学ぶために、彼に直接言葉で言ってもらう必要はないの」ときっぱり。「彼はすばらしい才能の持ち主であり、私がすべきことといったら彼の演技をまっさらな気持ちと謙虚な気持ちで見学することぐらい」とジェームズへの尊敬の思いを話す。

　本国アメリカでは、2013年秋シーズンの新作ドラマ視聴率ナンバーワンも記録し、今や世界規模でヒットを記録している本作。ヒット作に出演していることをメーガンは「自分の根を張れる場所を手に入れた」とその幸運を喜ぶ。そして、「根を張れるだけじゃなくて、すごく才能のある素晴らしい人たちと楽しく仕事ができて、まるで家族のようになれたことは私の人生のとっておきの出来事」と本作への思い、そして共演者たちへの思いを語った。

　『ブラックリスト　シーズン2』は、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー！ドラマTV」で2月17日22時より独占日本初放送。また、放送開始前には、『フラックリスト　シーズン1』アンコール・ベルト放送（字幕版）が2月2日より毎週月曜から金曜の14時から2話連続で、シーズン1のダイジェスト特番『ブラックリスト 完全攻略SP』が2月10日22時から放送される。