小野大輔と上田燿司のつながりは? 声優同士の“同期”という存在
どんな世界でも、“同期”という存在は、刺激にも励みにもなるもの。声優を志す人も増え、専門学校の人気もうなぎのぼり。大いに盛り上がる声優業界では、“同期”として切磋琢磨してきた面々にはどんな人がいるのだろう。
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事務所・アイムエンタープライズの同期となるのが、松岡禎丞と佐倉綾音。15歳で事務所に入った佐倉。8つほど年上の松岡から、「人生って何ですか?」と聞かれたことをファーストインパクトとして覚えているとか。松岡をゲストに迎えた映像バラエティ番組「佐倉と内田のガンガンGAちゃんねる」で佐倉は、「15歳の佐倉綾音には荷が重かった」と当時の戸惑いを振り返っている。公の場でからかうことができるのも、仲の良い証拠だ。
小野大輔と上田燿司は、マウスプロモーションの養成所での同期として、共に役者を目指し、友情を深めてきた二人。スピードワゴン役として上田がパーソナリティーを務めていた『ジョジョの奇妙な冒険』のWEBラジオ番組「JOJOraDIO」(2013年1~9月放送)は、2014年4月、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の放送に合わせて、「JOJOraDIO限定版~継承~」として限定復活。主人公・空条承太郎役に抜擢された小野がゲスト登場し、二人で熱血トークを展開するなど、ジョジョ愛と彼らの絆が伝わる放送となった。
また、日本ナレーション学院で同じクラスだったというのが、早見沙織と東山奈央。卒業してからも公私ともに仲の良いという二人だが、4月からTVシリーズ第2期がスタートする『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』では、第1期に引き続き、ヒロインの雪ノ下雪乃役、由比ヶ浜結衣役として共演。恋のライバルでありながら、仲睦まじい女友達を演じる。培った友情・信頼関係が、劇中での空気感にも反映されているはずだ。
“同期”の定義にはいろいろあるが、何にせよ、駆け出しの頃を知っている関係は特別なもの。未熟だった自分を知ってくれている存在であり、原点に気づかせてくれる大切な存在。ラジオやイベントでも同期が集まると、すぐさま和気藹々とした雰囲気になるのも納得だ。折しも、卒業・入学シーズン。また新たな“同期”たちが、刺激し合いながら本格的なプロの道へと飛び込んでくることだろう。
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