「歌ってみた」「踊ってみた」「VOCALOID」「ニコニコ技術部」――ありとあらゆるコンテンツ＆パフォーマーが集まるニコニコ動画のすべてを地上に再現するイベント「ニコニコ超会議3」が26日、いよいよ幕張メッセにて開幕する。2日間にわたって繰り広げられる巨大フェスということで、どこを見ればいいかわからない……なんて声もありそうだ。　そこで今回は、初心者から上級者まで楽しめるニコニコ超会議3の見どころを紹介していこう。

【関連】ニコニコ超会議3の目玉を写真でチェック

　まずはニコニコ超会議3の最大の目玉ともいえる「大相撲超会議場所」だ。横綱の白鵬、日馬富士をはじめとする約250名の力士が超会議に登場。2日間にわたり激闘を繰り広げる。これまで興味のなかった人にとっても、大相撲の魅力を知るきっかけになるだろう。力士と勝負できる「わんぱく土俵祭り」も開催されるので、参加してみるのも面白い。こんな機会はめったにないぞ。

　展示ブースの目玉はなんといっても超宇宙ブースと超深海ブース。超宇宙ブースではJAXA協力のもと、本物のロケット部品「フェアリング」が展示される。さらに数量限定で来場者にフェアリングがプレゼント（！）されるという。一方の超深海ブースには、深海探査の最先端で活躍する「しんかい6500」がやってくる。これもめったに見られるものではないので、この機会にぜひ見ておこう。また、大物展示では自衛隊ブースに登場するアパッチ・ロングボウも見逃せない。全長17mにもなる最強の攻撃ヘリを間近で見るチャンスは超会議3をおいてほかにはない。自衛隊のコスプレ体験もできる。

　お腹が空いたら超フードコートで食事にしよう。ニコニコ動画らしいネタ系のフードが数量限定で提供されるほか、普通においしくいただける通常メニューも充実している。昨年よりも食数を1.5倍にしたとのことなので、そうそう売り切れることはないと思うが、特に限定メニューは早めに食べておきたいところだ。おすすめは元シェフの担当者が特に気合を入れて作ったというハンバーガーと、会場内のあちこちに設置されるポップコーンワゴン。また、お酒を飲める人なら、飲み物は「超ZUNビール」で決まり！　ワールドビアカップ金賞受賞の「ベアードブルーイング」が手がけた本格派のビールが1杯500円で楽しめる。

　開催日となる2日間、どちらでも楽しめる常設の展示とフードコートの紹介は以上だ。これらをひと通り楽しみながら、会場内をぐるっと歩き、「おっ」と思ったブースに立ち寄ってみるというのが超会議3のおすすめの楽しみ方だ。超会議はとにかく広く、あらゆるジャンルを網羅したバラエティ豊かなブースが立ち並んでいる。また、ふなっしーや岡村隆史などのスペシャルゲストがどこかに登場するなどのサプライズなイベントも予定されている。

　ふらっと行くのもアリだが、全部を堪能するのは2日間でもぜんぜん足りないほどなので、先に行きたいブースを調べておくのがベターだろう。それでは会場で共に楽しみましょう！（文：山田井ユウキ）