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声優・小山力也、『24』のジャックは引きずらない! キーファー最新作での吹替え

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キーファー・サザーランドの吹き替え秘話を声優・小山力也が語る
キーファー・サザーランドの吹き替え秘話を声優・小山力也が語る クレジット:キーファー・サザーランド(C)Kaori Suzuki

 『24 -TWENTY FOUR-』のキーファー・サザーランド主演最新作『TOUCH/タッチ』が、本日1月8日よりDVDレンタル&発売される。キーファーと、『HEROES/ヒーローズ』の製作者ティム・クリングがタッグを組んだ話題の超大作ドラマで、キーファー扮するマーティンの声を演じている、『24』のジャック・バウアーでおなじみの小山力也に、『TOUCH』の吹き替えについて聞いた。

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 謎の数字で未来を予知する無言症の息子を守りながら、示される数字をヒントに、世界中の人々を救おうと全力を尽くす主人公マーティン。特殊な能力を持った息子が示す“数字”の意味、 そして父子を待ち受ける運命とは? 先の読めないスピーディーな展開で次第にその謎に迫っていく、壮大なスケールで描かれた話題作。

 本作のマーティン役の声をオファーされた時のことを、小山はこう語る。「キーファーが非常に力を入れた作品で、彼は日本で放送や発売されることが楽しみだと話していたので、僕もとても光栄に感じました」。

 マーティン役については、「ジャック・バウアーとはフィジカルな面が全く違うので、そこまで違わなくてもいいのにと思いました(笑)。まあ、心配性なところは同じですけどね」。また、マーティンの声を演じる上で気をつけたのは、「音響監督と話し合って、とにかくジャックのことは引きずらないように全部忘れることにしました。キーファーも全く別の作品としてトライしているので、こちらも新しい作品にチャレンジするという意気込みで演じました。マーティン・ボームは元記者で、9・11が起こった時、妻を亡くしたトラウマを抱えながら、息子ジェイクから大事なことを教わっているという思いを持つ、謙虚な父親という役柄を素直に受け止めるようにして演じています」と語った。

 収録現場の雰囲気は、とてもリラックスしたものだったと話す小山。「(『24』と同じ)通い慣れたスタジオで、共演者もスタッフもみなさんよく知っている方たちで、僕がやりやすい環境を整えていただいて、とても快適でした」。吹き替え版の魅力については、「(日本語版も)脚本がとても良くできているのと、『24』に出ていた俳優が『TOUCH』にも登場すると、同じ声優さんが吹き替えを担当しているのが面白いです」と教えてくれた。

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