『モアナと伝説の海2』トリビュートコレクションに豪華アーティストが集結! それぞれの個性光る「ビヨンド」は魂に響く傑作ぞろい
PR:ウォルト・ディズニー・ジャパン
世界興収がすでに6億ドル(約900億円)を突破し、日本でも12月6日~12月8日までの週末興行収入と動員数ランキングともに堂々の1位を獲得するなど超特大ヒットを記録している映画『モアナと伝説の海2』。前作から3年後を舞台に、モアナと仲間たちが新たな冒険に繰り出すストーリーはもちろん、劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」など、一度聞いたら口ずさみたくなるキャッチーな音楽も本作のヒットを加速させる要因となっている。すでにモアナ役の日本版声優を務める屋比久知奈や、日本版エンドソングアーティストME:Iが歌う「ビヨンド ~越えてゆこう~」が話題になっているが、なんと12月13日には、こっちのけんと、川崎鷹也、よみぃ&井上苑子の豪華アーティストたちが独自のアレンジを加え歌唱する「ビヨンド ~越えてゆこう~」のミュージッククリップが公開。三者三様のモアナ像が見える、個性が輝くアレンジとなっている。
『モアナと伝説の海2』公式サイト >
■「ビヨンド」を独自に解釈!
『モアナと伝説の海2』は、海と特別な絆で結ばれた主人公モアナが、1000年にひとりの“導く者”となり、世界を引き裂いた神の呪いを解く危険な航海に仲間とともに繰り出すミュージカル・アドベンチャー。「ビヨンド ~越えてゆこう~」は、生きては帰れないかもしれない危険な旅を前に、幼い妹シメアや家族、愛する島の人たちと二度と会えないかもしれない不安に襲われながらも、迷いや葛藤を乗り越えるモアナの心情をダイナミックに描いた楽曲となっている。
そんな「ビヨンド ~越えてゆこう~」を豪華アーティストが独自の解釈で歌うカバーコレクションは、同楽曲が背中をそっと押すように寄り添い、共に一歩踏み出す力となれるよう、より多くの方々に届けたいという思いが込められた企画。迷いながらも自分を信じて進み続ける強い意志と、新たな世界に挑み続ける勇気を体現するアーティストたちが、それぞれの魅力を発揮し歌い上げた。
■こっちのけんと
まず最初に紹介するのは『第75回NHK紅白歌合戦』への初出場が決まっており、「はいよろこんで」「もういいよ」「死ぬな!」などで大ブレイク中のマルチクリエイター、こっちのけんと。実体験を基にした人間味のある、パワフルだけどどこか繊細な楽曲で、経験をしたことがなくとも聞いた人が「自分事」として捉えてしまう共感性の高い歌詞が特徴で若い世代を中心に人気を誇っている。
こっちのけんと
実は学生時代にアカペラでディズニーソングをカバーしていたという、こっちのけんと。本楽曲をカバーするにあたり、一番こだわったという部分がサビの「わたしはモアナ」の箇所だそうで、アカペラでの経験も十分に生かし、バックコーラスを厚くすることで、モアナの決意や楽曲の壮大さを表現したという。共感性が高く、弱った心に温もりを与える楽曲を手掛けてきたこっちのけんとらしく、彼の「ビヨンド〜越えてゆこう〜」は、内に秘めた不安や葛藤さえも包みこんでくれるかのような優しい仕上がりに。マイナスの感情に蓋をするのではなく、ざわめく心も含めて「わたしはモアナ」だと肯定するような歌声だ。
ちなみに、こっちのけんとは、日本語吹替版にも一言声優として参加しており、物語の冒頭でモアナの船を改良するためにロトが振り下ろした斧に驚く島の住民を演じた。アフレコは、チュートリアルを見てその後実践、その流れのままレコーディングをしていくという作業で「まるで職場体験だった」とのこと。こっちのけんとは今回の挑戦を「改めてアフレコはとても難しいし、経験が必要と実感しました。本当に貴重な体験をさせていただきました」と声優へのリスペクトを込めて振り返る。映画を見る際は、こっちのけんとの吹替にも注目しながら楽しんでみてほしい。
■川崎鷹也
また、一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディーラインが魅力の川崎鷹也も本企画に参加。川崎は、映画『魔女の香水』やNHK夜ドラ『褒めるひと、褒められるひと』に出演するなど俳優としても活躍しているシンガーソングライターで、ディズニー映画『アラジン』をテーマにした「魔法の絨毯」で一躍有名になった。今回この企画でディズニーソングを歌うのは、もはや必然だったのかもしれない。
川崎鷹也
川崎がアコースティックギター1本で歌い上げる「ビヨンド〜越えてゆこう〜」からは、また違った海が見えてくる。しっとりと歌うAメロは、星だけが頼りの真っ暗な海。2段階で変わっていくサビは、まるで太陽が徐々に昇っていき、最後には地平線がはっきりと見えるほど明るい光に照らされた海に立っているかのようだ。
川崎は歌唱について「この楽曲には壮大さであったり、自分自身や未来への鼓舞、さらには根底に秘めたる愛や儚さ、哀愁までも込められていると感じました。だからこそ原曲やご本人の歌声がベストです。それを理解した上で自分にしかできない歌い回しや魂の込め方を意識しました」とコメント。「メロディーラインの綺麗な旋律を大切に細かいニュアンスやメロディの落とし方に細心の注意と敬意を払いながら歌わせて頂きました」とも語っており、音の息吹が聞こえる繊細な「ビヨンド〜越えてゆこう〜」に仕上がっている。
■よみぃ&井上苑子
最後に紹介するのは、YouTubeメインチャンネル登録者数271万人超えのYouTuberであり、ピアニストや作曲家としても活躍するよみぃと、「点描の唄(feat.井上苑子)/Mrs. GREEN APPLE」がストリーミングサービスで3億回再生を突破し、歌手としてだけでなく、映画やドラマ、CM、YouTubeなどへもマルチに出演するシンガーソングライターの井上苑子のタッグによる「ビヨンド〜越えてゆこう〜」。よみぃの美しいピアノ演奏に乗せて、井上が壮大に歌い上げるファンには堪らない共演が実現した。
よみぃ&井上苑子
やわらかく透明感のある歌声と、海のように表情を変えるピアノの伴奏の融合が心地よい、よみぃ&井上バージョン「ビヨンド〜越えてゆこう〜」は、約2分という短い時間の中に、『モアナと伝説の海2』をギュッと詰め込んだようなドラマ性を感じさせる。原曲が海を想像させるような楽器や音色の表現が多く登場する中で、よみぃは「ピアノ一台での演奏で原曲の壮大な雰囲気をどこまで再現できるか」を鍵に楽曲をアレンジしたそう。こだわった点については「あえてピアノ的なメロディ、フレーズはあまり使わず、和音を打楽器風に鳴らすような伴奏が入っています」とコメント。まるで音符一つ一つに命が宿っているかのような生命力を感じさせる旋律となっている。
そこに重なる井上の歌声は、よみぃのピアノが創り出す海に“選ばれた”かのようにマッチ。“モアナと海”の関係のごとく、歌とピアノの強い絆を感じさせる仕上がりとなっている。井上は歌唱について「モアナの葛藤や前向きな強さを歌声に反映できたらと思い、歌いました。海に選ばれたモアナは諦めずとことん突き進んでいく強さを持っていると思うのですが、私も音楽を11歳から続けているので、まっすぐに音楽人生を歩んでいることを肯定してもらえたような気がしました」とコメント。聞くだけでなく、自分の歌声にモアナの精神を重ねることで、“心にモアナチャージ”できるのかもしれない。
■トリビュートで再確認させられる『モアナ2』の深み
この3人に先駆けて、バーチャルアイドルの星街すいせいによるトリビュートがすでに公開されており、今回4人分出そろったことでトリビュートコレクションが完成。比べてみると、優しさのこっちのけんと、繊細さの川崎、物語が見えるよみぃ&井上苑子、力強い星街すいせいと、それぞれの個性が光ったコレクションとなっている。それはまさに『モアナと伝説の海2』の大きなテーマである「道は一つじゃない」を体現しているかのよう。冒険に正解はない。「自分で在りつづけるために」と前に進んだモアナや、独自の解釈で新たな「ビヨンド〜越えてゆこう〜」を生み出したアーティストたちの歌声は、くすぶって躊躇してしまう次の一歩を踏み出す手助けになってくれるだろう。
映画『モアナと伝説の海2』は大ヒット公開中。
(C)2024 Disney. All Rights Reserved.
文:阿部桜子
この記事の写真を見る
関連情報
関連記事
-
X
-
Instagram