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品川祐×みなみかわ 韓ドラ『ムービング』好き芸人がディズニープラス最新作『照明店の客人たち』の魅力&考察を語る!

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提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン

  • 韓国ドラマ『照明店の客人たち』が12月4日からディズニー公式動画配信サービス 「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」で独占配信され大きな反響を呼んでいる。本作は2023年から2024年にかけて数々の賞レースを席巻したドラマ『ムービング』の制作陣が贈る最新作。その『ムービング』に大ハマりしたという二人、映画監督・作家・お笑い芸人とマルチに活躍する品川祐と韓国ドラマフリークのお笑い芸人・みなみかわが本作の1~4話までをいち早く鑑賞。作品の魅力を語り合った。

  • カンフル作品に出会ったきっかけは、“東野さん”

    『照明店の客人たち』は、『ムービング』の原作者で脚本を務めたカンフルが同じく原作・脚本を手掛け、『ムービング』に出演したキム・ヒウォンが初監督を務めることで公開前から話題を集めていた。物語の登場人物はどこかもわからない、暗い街をさまよう人々。一部の記憶をなくした彼らがいたのは“生と死の境目”の世界だった。なぜ彼らはこの場所にたどり着いたのか。そして、元の世界に戻ることはできるのか――。やがて人々は、彼らの過去、現在、未来の鍵を握る、ある路地裏の照明店へと引き寄せられていく――。サングラス姿の謎の店主ウォニョンをチュ・ジフン、看護師役のパク・ボヨンをはじめ、オム・テグ、イ・ジョンウンなど,豪華キャスト陣が脇を固める。

  •  まずトークの話題に挙がったのが、数々の賞レースを席巻した『ムービング』。みなみかわは「東野幸治さんのラジオを聞いていたとき、『ムービング』の面白さを熱く語っていたんです」と作品を知ったきっかけを述べると、品川も「実は俺も東野さんから『面白いドラマがあるから観て』ってlineもらったんだよね」と、東野繋がりで『ムービング』に出会ったという。

     全20話で壮大な物語が展開する『ムービング』。品川は「すでに2周しているんだけれど、全20話中8話ぐらいで泣いている」と感動巨編であることを強調すると「1回目は最初に10代の男女の恋愛がある部分は、そこまで興味が持てないかも……と思って観ていたんだけれど、そのあと親の話になって、どんな思いで子供を守り育てたのかが分かるじゃない。だから2回目観たときは、最初の子供たちの恋愛からもう泣けちゃうんだよね」と作品の構成力に脱帽する。

    一方みなみかわは「僕はイナズママンが好きなんです」と語ると「演じているチャ・テヒョンって僕が大好きな『猟奇的な彼女』のキョヌなんですよね。20年以上前の映画なんだけれど、全然年を取っていないんです。そこからグッと引き込まれていったのですが、登場人物がみんな面白くて、“ザ・韓国映画”みたいな展開も最高でした」と絶賛する。

  • 第4話の驚きの展開! 第5話以降の展開に期待大!!


     品川も「そうなんだよね。全員生きているのか死んでいるのか、幽霊なのか人間なのか、いい奴なのか悪い奴なのかもよく分からないなか話が進んでいく。正直、キャッチコピーに『感動のヒューマンミステリー』って書いてあるけれど、第4話までは感動もヒューマンもないの。だけど、4話の終わりで『おー』って手を叩きたくなる」と期待を煽ると「5話以降にこれまで張ってきた伏線を使って、親子や恋愛など『感動』の方に話が進んでいくんだろうなって思えるんですよね」と推測する。
    そんな『ムービング』の制作陣が作り上げた『照明店の客人たち』には、品川もみなみかわも興味津々。1~4話までをいち早く観たというみなみかわは「『ムービング』の入りは青春な感じで、『照明店の客人たち』はちょっと怖い感じと、真逆なのですが、『これってどういうこと?』『この人はどんな意図で?』という風に、作品に引き込まれていく感じには共通点がありました」と分析。

     『照明店の客人たち』にも、謎めいた個性的なキャラクターが数多く登場する。みなみかわは「(ペ・ソンウ演じる)刑事が好きなんですよ」と語ると、品川も「俺も!あの刑事が出てきてグッとくるんだよね」と意気投合。みなみかわは「いろいろな作品に出ている俳優さんなのですが、彼が出ていると作品の面白さが担保されるぐらいの信頼感がありますよね」と俳優の力量に触れると、品川は「『俺、敬語使いたくないから』って言うのも好きなんだよね」と笑う。  みなみかわは「品川さん、やっぱり敬語とか使いたくないタイプなんですか?」と直球質問をすると、品川は「若いときはね。更生したのが50歳だから」と周囲を笑わせる。するとみなみかわは「この年齢の品川さんに会えてよかったです。さっきも収録の打ち合わせしているとき、品川さん真面目に話聞いていたので、ちゃんとしている人なんだなって思ったんです」とツッコミを入れていた。

     みなみかわは「なんてことを言うんですか。こんなお仕事をいただいて、そんなことよく言えますね」と目を見開くと、品川は「心がもう『ノンムービング』だよね」と畳みかける。みなみかわは「やめてくださいよ!ちゃんと心が動きます。感動しますよ。『ムービング』だって感動しました」と強調していた。  後半戦への期待について品川は「考察もあるけれど、俺は泣きたいな」と思いを述べると、みなみかわは「お年を召されたので泣きたくなるんですね?」と軽くツッコミを入れ「僕はどちらかというとミステリー的なところに期待したいです」と視点を述べる。  また『ムービング』と『照明店の客人たち』の共通点について、みなみかわは「前半で謎を散りばめながら伏線を張って、後半どうなっていくんだろう……という構成は似ていますよね」と述べると、品川は「でも『ムービング』は20話だけれど、『照明店の客人たち』は8話なんだよね。きっと5話からの展開が怒涛なんだと思う」と期待に胸を膨らませていた。

    すると品川は「アクションとか怖いのも好きなんだけれど、やっぱり泣くと気持ちがいいんだよね。サウナじゃないけれど、整う感じ」と改めて『感動』に期待していることを明かすと「まあ、みなみかわって泣くなんて感情はないでしょ?」と逆襲。



     張り巡らされた伏線がどう回収されていくのか――というミステリアスな部分に期待を持ったいるみなみかわと、『感動の涙』に期待している品川。衝撃的な4話の終わりから続く後半戦がどんな展開になるのか。先日『ムービング』続編製作が発表されたが、品川、みなみかわは共に『照明店の客人たち』の今後も含め「なにかチャンスがあれば」と作品の中に入り込む野望をのぞかせていた。

    『照明店の客人たち』は全8話。初回4話配信、以降毎週水曜2話ずつ配信。


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取材:磯部正和 写真:高野広美

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