みとゆながヒロイン・アーシャの“家族愛”に共感! 『ウィッシュ』は「ディズニーの世界が全部詰まった作品」
提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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ディズニー100年の歴史の集大成となるディズニー映画最新作『ウィッシュ』。記念すべき年に公開される本作が世界中に届けるのは、ディズニーのこれまでのレガシーがつまった物語と、観る者の心を熱くする魔法のようなミュージカル体験だ。どんな願いもかなうという魔法の王国“ロサス王国”を舞台に、王国の隠された真実を知ってしまったヒロイン・アーシャが願いの力を信じて奇跡を起こす。今回クランクイン!では、Z世代から大きな支持を得るインフルエンサー・モデルのみとゆなにインタビューを実施! みとゆな自身の願いや大切な家族への想いを、『ウィッシュ』の魅力と共にたっぷり語ってもらった。
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どんな願いもかなう魔法の王国「ロサス王国」。そこで暮らす少女・アーシャの願いは、100歳になる祖父の願いが叶うことだった。しかしアーシャは、王国内の全ての「願い」が、魔法を操るマグニフィコ王によって支配されていることを知ってしまう。願いの力を信じ続けた彼女に起こった奇跡とはーー。
圧巻の映像美に驚き!
――『ウィッシュ』をご覧になった感想を聞かせてください。
ディズニー100周年の集大成と聞いていたので、どんな作品になるのか楽しみにしていました。ディズニーの世界は「願いを叶える」、「夢の国」と言われることが多いですよね。そういったものが全部詰まったストーリーになっていて、とても素敵でした。
――どんなところが心に響きましたか?
アーシャという一人の女の子が、いろいろな人を巻き込んでいくストーリーがすごく面白かったです。ディズニー作品といえばプリンセスストーリーの印象が強いけれど、今回は街にいる少女が主人公だったので親近感をもてました。「願いを叶えたい」という想いが誰よりも強い子だというのもすごく良かったですね。
――作品の中で印象に残っているシーンがあれば教えてください。
最初に見た瞬間は、映像が綺麗すぎてびっくりしました。すごく滑らかで、アーシャの長い髪がとても綺麗でした。絵画みたいな色や質感も素敵でしたね。物語では、最後の方に子ヤギのバレンティノが「人間と動物」に関する願いを口にしていて、その内容が印象的でした。アーシャのピンチをクマが助けたり、人間と動物が手を取り合ったりしている様子は、現実でも起こったらいいなと思いました。
――みとゆなさんが一番好きなキャラクターは?
一番好きなのは、バレンティノですね。他のディズニー作品でも、主人公の側にいる動物に惹かれます。だから『塔の上のラプンツェル』ではカメレオンのパスカルが好きでした。バレンティノは、映画の中でも言われていたけれど、思ったより低い声で喋っていました(笑)。でも、そこも可愛くて面白かったです。山寺宏一さんが声優を担当しているとのことで、「ジーニーと同じ声だ」と思いました。
――マグニフィコ王はかなり強烈なキャラクターでしたね。
最初に王国を立ち上げたのがマグニフィコ王だと聞いて、とてもいい人だなと思っていました。自分の家族を奪われてしまったからという思いにも、心を揺さぶられましたね。それもあってロサス王国は平和な国だと思っていたのですが、話が進むにつれていろいろなことが起こり、最後はちょっとびっくりするようなことになりました。マグニフィコ王はやりすぎてしまったところもあるけれど、元の人柄を知っているからこそラストの展開にはちょっと可哀想という気も。人が変わってしまうのを一番近くで見ていた王妃はだいぶ辛いだろうと思いましたね。
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ディズニー作品のオマージュも発見!
――今回は吹き替えでご覧になったそうですが、曲はいかがでしたか。
元々英語のものを日本語に和訳するのってすごく難しいじゃないですか。そんな中、全ての歌詞がすんなり心に入ってくるような歌ばかりでした。それってすごいことですよね。印象的だったのは『ウィッシュ~この願い~』と、マグニフィコ王の怒りと共に歌われる『無礼者たちへ』です。マグニフィコ王の歌は福山雅治さんの声がすごく素敵で、いい曲だなと惹かれましたね。
――『ウィッシュ』にはディズニー作品のオマージュもたくさん出てきました。
動物が出てくるところは、『白雪姫』や『塔の上のラプンツェル』と似た世界線だなと感じました。一緒にいるのは動物たちで、守ってくれるのも動物たち。そんなディズニーらしさが詰まっていましたね。
――『ウィッシュ』はどんな願いも叶うというロサス王国が舞台になっています。もしも、みとゆなさんの願い事が叶うとしたら何をお願いしますか?
ペットは人間よりも寿命が短いので、どうしても別れがきてしまう。だから、ペットの寿命が私たちと同じくらいになったらいいなと思います。実家で買っている犬は今9歳になります。歳の割には元気だけれど、もうちょっと一緒に生きられたらという気持ちがあります。
ーーアーシャは17歳。みとゆなさんとは年齢も近いですが、共感する部分はありましたか?
家族を一番に思っているところに共感しました。私は高校を卒業してから一人暮らしを始めましたが、全部自分でやらなくてはならない環境になったときに、親のありがたみが分かりました。それからは、帰れる日は実家に帰りたいと思うように。私はすでに社会人として働いているので、弟の欲しいものを買ってあげることもできます。そんなふうに家族を大切に思っている姿は一緒かな、と思いました。
ーーみとゆなさんが17歳の頃は、どんなふうに過ごしていましたか。
17歳といえばすごく楽しい時期だと思うんですけれど、私の高校生活は3年間コロナ禍。テストはあるけれど、行事はないような状況でした。今の高校生とか、コロナ前の高校生に比べたら楽しいことは少なかったかもしれません。でもコロナという環境がなかったら『今日、好きになりました。』にも出ていなかったんじゃないかな。修学旅行はなかったけれど、その代わり修学旅行で行くはずだった場所に『今日好き。』で行けたんですよ。だから修学旅行気分は味わえたと思いますね。あの頃は、芸能活動に関しては趣味の一つや人生経験の一つになればいいと思っていたので、こんなに続けられるとは思ってもいませんでした。
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来年も、ファンの子に喜んでもらえるような報告やお仕事ができたら嬉しい
――みとゆなさんはドラマ出演も経験し、芸能活動の幅も広げていますね。お仕事の面で叶えたい“願い”はありますか?
ドラマに出演できたことでお芝居が好きだと思えたので、これからも続けていければと考えています。それから、私はインフルエンサーと呼んでもらえることが多いので、ファンの方を巻き込んでできるようなことは来年もやっていきたいです。ファンの方とプリクラを撮る「プリクライベント」などは、すごく楽しいですね。今年はブランドさんとコラボさせていただいてお洋服を作ることもできたので、いつかは自分のブランドも持てるようになりたいです。
ーー来年は20歳を迎えることになりますが、どんな年にしたいですか。
今年は目の前にあるお仕事をひたすらやった1年でした。一人暮らしを始めたのと同時にドラマ撮影がはじまって…余裕のない生活だったので、家のこともあまりできずにいました。だから来年はプライベートも楽しみつつ、ファンの子に喜んでもらえるような報告やお仕事ができたら嬉しいです。プライベートでは海外旅行にも行きたいです! スペインに行ったことがある人に、素敵な街だしご飯も美味しいと教えてもらったので、いつか行けたらと思っています。
ーーこれから『ウィッシュ』を観るファンの方に、一言お願いします。
私のファンの子はアーシャと年が近い子が多く、普段からsnsを通していろんな悩みを伝えてくれています。『ウィッシュ』には、自分の目の前にある悩みを一旦忘れさせてくれる力があると思うので、映画を観ることで世界は広いと感じて、つらい悩みから解き放たれて欲しいですね。私たちが普段生活している中で空を見上げる瞬間は少ないけれど、『ウィッシュ』にはたくさんの星や美しい空がでてきます。そういったものに癒されて、心の中のモヤモヤしている部分が少しでもすっきりしてくれたらいいなと思います。
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映画『ウィッシュ』は大ヒット上映中。
(C)2023 Disney
取材・文=Nana Numoto、クランクイン!編集部/写真:松林満美
衣装協力:フレアオーバーオール/Wrangler・エドウイン・カスタマーサービス、その他/スタイリスト私物
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